南太平洋のあらすじ・作品解説
南太平洋は1958年にアメリカで1959年に日本で公開されたアメリカのミュージカル映画である。 原作はジェームズ・ミッチナーの『南太平洋物語』。 なお、映画公開前の1949年からブロードウェイで上映されていることから、監督(ジョシュア・ローガン)・出演者のほとんどが舞台版と同じである。 主演は「愛情」のロッサノ・ブラッチィが務めヒロイン役をブロードウェイの舞台で活躍していたミッツィー・ゲイナー(代表作に「ショウほど素敵な商売はない」)が演じ、他共演者にはTVドラマ「ベイトン・プレイス物語」のジョン・カーら。 制作費を600万ドルと収めながらも最終的には1700万ドル以上の興行収入を記録した1950年代の大ヒット作品。 こ太平洋戦争真っ只中、南太平洋のとある島は海軍大佐の命令で敵を襲撃するための監視所にされ、島に詳しいエミールが監視所の適任者に命じられるが…という内容である。