ミザリーの評価
ミザリーについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が8件掲載中です。
各項目の評価分布
ミザリーの感想
生きている人間が一番怖い
スティーヴンキング氏による長編原作を映画化したサイコサスペンス。人気作家である主人公ポールは、自身の書く大ヒットシリーズ「ミザリー」の完結編を書き上げたものの、届けに行く途中事故にあってしまう。そこを偶然、ミザリーの大ファンだというアニーに、助けてもらう事となるのだが。お礼のつもりで呼んでもらったミザリーの結末に納得できないアニーは、作品を描き直すよう、ポールを幽閉してしまうのであった。スティーヴンキング氏の作品というのは、これでもかというほど人間の汚らしさを前面に押し出してくるのが好きだったりします。しかもこの作品に出てくるアニーの、その狂気っぷりがとてもいい演技。フィクションだと分かっていつつも、身震いを覚えずにはいられません。古いけれども、確かな良作だと思います。