ゆりかごを揺らす手のあらすじ・作品解説
カーティス・ハンソン監督によるゆりかごを揺らす手は、復讐に目覚めた女の執念を描いた、サスペンススリラー映画である。 アナベラ・シオラ演じるクレアは二人目を身ごもり、産婦人科医にて診察を受けることに。しかし医師からわいせつ行為を受けたクレアは医師を告訴することを決意する。告訴後、クレアだけでなく、多くの女性がわいせつ行為を受けていたことが判明。大事件へと発展していき、収拾がつかなくなった事態に混乱した医師は自ら命を絶ってしまう。 レベッカ・デモーネイ演じる医師の妻ペイトンは自らも妊娠していたが、ショックから流産し、2度と子供が産めない体になってしまう。一方告訴をしたクレアは元気な男の子を出産。ペイトンは幸せの絶頂であるクレアに嫉妬し、夫と子供を亡くした原因をクレア一家にあると信じ、クレア一家を陥れる復讐を計画するのである。 クレア一家に偽名を使いベビーシッターとして潜入したペイトンは人当たりのよいシッターを演じ、復讐への計画は順調に進んでいく。欧米では主流のシッターの恐怖を描いた作品である。
ゆりかごを揺らす手の評価
ゆりかごを揺らす手の感想
ゾクゾクします・・・
結構、何年も前に観た映画ですが、未だに心に残るほど人間の恐怖を感じた作品だったと思います。 女って怖い生き物だなと改めて感じた映画です(笑) 主人公はただの被害者だし当たり前のことをしただけですが、それが皮肉にも一人の女性を傷つけ復讐されることになるとは誰も思いませんよね。 ただの逆切れと言ってしまえばそれまでですが、日常的にありえそうなことなので、リアルに怖いなと感じました。 知らないうちに誰かを傷つけていて、それが仕方のない正しいことだとしても、人間の心というのはそう簡単にいかないのだということを思い知らされた感じです。 特に女性って感情部分が大きいから(私も女ですが)、一度怒らせると本当に怖い・・・ ハラハラドキドキな映画でした。 怖いもの見たさで一度観てみてほしいですね~
ゆりかごを揺らす手は…世界を支配する手なり
いやあ、高評価だったので購入しましたが…やばい!!面白い!!ていうか、ジュリアン・ムーア出てるんだ!ちょい脇役だけど。ペイトンめっちゃ綺麗なのに、エスターばりの暴れっぷりだね。てか、なんか『エスター』にちょっと似てるな。邪魔者を排除しながら、奥さんの精神崩壊させて、夫の信頼を勝ち得て、家族を引き裂いてくあたり。まあ似せたとしたら『エスター』が似せてるんだけど。1つ突っ込むとしたら、ペイトンが乳飲ませてるの覗かれたって別に何も問題ないでしょ。乳母って基本的に乳が出ない母親に代わって母乳飲ませる代理母のことだから。にしても、ソロモンかわいそうすぎて泣ける…。心が痛んだ。あと吸引器に細工するのだけはやめて笑自分喘息なんで、まじあれやられたら死ぬ笑個人的にラストは、クレアが死んで、ペイトンが不敵の笑みで終わるって形が良かった。ペイトン応援したいんだもん笑だって、なんでモット医師の妻だからって出...この感想を読む
女の執念
ペイトンの夫の産婦人科医がクズなんですが、妻としてはそんなの認めたくないし、自分は流産で子供を産めなくなるし、復讐がいいとは言わないし、逆恨みもいいところだけど、気の毒ではあるよなぁと思います。そんなこととは露知らず、ペイトンをベビーシッターに雇って、子供を手なずけられ、策略にはまっていく妻のクレアはもっと可哀想です。持病の喘息の発作は酷くなるし、踏んだり蹴ったり。復讐を誓った女は本当に怖いんだなと思いました。レベッカ・デモーネイの雰囲気の白さが余計人間離れした雰囲気で怖さ倍増です。若い頃のジュリアン・ムーアもクレアの友人役で出演していますが、この人は昔も今もあんまり変わらないなぁ。
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