引き裂かれたカーテンのあらすじ・作品解説
引き裂かれたカーテンは1966年にアメリカでアルフレット・ヒッチコックによって監督(第50作目)・製作されたスリラー映画である。 「メリー・ポピンズ」「サウンド・オブ・ミュージック」で一躍有名となっていたジュリー・アンドリュースが2番手のヒロイン役として出演していることでも知られている。 主演は「ハスラー」「明日に向かって撃て!」のポール・ニューマン。 他出演者でバレリーナ役に1930年代から世界で活躍していたバレリーナのタマラ・トゥマノワが出演している。 冷戦時代のドイツを舞台とした原作(同名小説)及び脚本を担当したのはブライアン・ムーア。 KINE NOTEでの評価は66点に対してYahoo!映画では3.67点(星3つ半/評価33件)。 この作品は科学者のアームストロングがアシスタント兼婚約者のサラと2人で会議に出席するためにデンマークのコペンハーゲンへと向かっていたが途中で『会議には参加しない』と言い出したアームストロングを不審に思ったサラは尾行するという内容である。
引き裂かれたカーテンの評価
引き裂かれたカーテンの感想
スパイ映画全盛期の1本
主人公のマイケルを演じるポール・ニューマンとその婚約者セーラを演じるジュリー・アンドリュースの2大スターが共演するスパイ映画です。敵の頭をオーブンに突っ込んだり、バスに乗って敵中を突破したりと、アクションシーンは満載ですが、いつものヒッチコック監督らしいサスペンスの盛り上がりが足りないのが残念です。「007」シリーズに対抗して作られた作品だと思いますが、「007」ぐらい現実離れしたフィクションに徹しているならまだしも、東西世界を仕切っている”カーテン”など現実的な物語になっているために、いろいろな演出が空々しくなってしまっています。全体的に緊迫感の薄い作品です。
引き裂かれたカーテンに関連するタグ
引き裂かれたカーテンを観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 俳優
- ジャンヌ・モロー、他
- 監督
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- フランソワ・トリュフォー、他
- 俳優
- ジャクリーン・ビセット、他
- 俳優
- シャルル・アズナヴール、他
- 前へ
- 次へ