ココ・シャネルの評価
ココ・シャネルの感想
香りを選ばない女に未来はない というシャネルは香水を売っている
2008年公開 アメリカ・イタリア・フランス合作映画。原題:COCO CHANEL 監督:クリスチャン・デュゲイ出演:シャーリー・マクレーン このシャネルの伝記物を見るなら合わせて見たい「シャネル&ストラヴィンスキー」と「ココ・アヴァン・シャネル」である。ココの晩年を演ずるシャリー・マクレーンは若いころから娼婦を演じるとドンピシャリと聞いたことがある。フランスと言う国はフランス革命からこっち、出るものは打たれる式の社会である。この国は三原則あり、友愛、リバティ、公平である。ココは自分で自分の名を選び、強い男に贔屓にされて、自分の意思を通していく、が、生まれが生まれだから、突き抜けて出世しないと本当の自己選択が出来ない。やってきたことと、自己イメージと社会から見られるイメージがこれだけ違う人は、面白い。シャネルのお針子にストライキを起こさせてしまうところが、含み笑いできる。この感想を読む
ココ・シャネルの生涯
ココ・シャネルの生涯を駆け足で追っていくような映画です。深い話はあまりなく感じましたが、彼女の人生のポイントをしっかりと押さえて描いていると思います。帽子の仕立て屋で成功するところや、シャネルの香水 No.5の生まれたエピソードなど、彼女の天賦の才能やひらめき力のすごさを感じました。ココ・シャネルを演じているシャーリー・マクレーンが女性らしさと男性らしさ両方を表現できていてすごいと思いました。タバコが似合う、かっこいい女性でした。この映画はテレビドラマだったらしくちょっと中途半端なところもありましたが、ココ・シャネルの生涯に引き込まれて飽きませんでした。