暗くなるまでこの恋をの評価
暗くなるまでこの恋をについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
暗くなるまでこの恋をの感想
華麗でサスペンス溢れる作品
「黒衣の花嫁」と同様に、ウィリアム・アイリッシュ原作のミステリー小説「暗闇へのワルツ」を、フランソワ・トリュフォー監督が映像化した作品です。主人公・ルイ役にジャン=ポール・ベルモンド、ヒロイン・ユリー役に カトリーヌ・ドヌーヴと当時の映画界では、豪華な顔合わせです。特にカトリーヌ・ドヌーヴの美しさを強調するイヴ・サンローランのオートクチュールが、素晴らしくゴージャスです。写真によって応募した花嫁がルイの家にやって来るのだが、全く写真とは違う美人のユリーだった。二人は結婚し、幸せな生活を送り始めるのだが・・・。やがてユリーがルイの財産を奪って姿を消してしまう。ヒッチコック映画にも似たタッチで、前半のテンポの良い演出がいかにもフランソワ・トリュフォー監督らしいです。