キャスパーのあらすじ・作品解説
キャスパーは、1995年にアンブリン・エンターテイメントによって制作された、ゴーストと父娘の交流を描くファンタジー・コメディ映画である。監督はこれが劇場用作品初となるブラッド・シルバーリングで、製作総指揮には、スティーブン・スピルバーグが名を連ねている。 ジョー・オリアロとサイ・レイトが創造し、1940年~50年代にコミックスとテレビアニメシリーズで人気を博したキャラクターを、CGを駆使して実写映画化したものである。 ビル・プルマン扮する最愛の妻を亡くした心霊学者のジェームズ・ハーヴェイ博士は、ゴースト退治を依頼され、クリスティナ・リッチ扮する一人娘のキャットとある屋敷を訪れる。そこには人間に嫌がらせをする3人のゴーストと、彼らの甥でさみしがり屋で人なつこい少年ゴーストがいた。最初は怖がっていたキャットも次第に少年ゴーストと仲良くなっていく。 1995年、世界興行収入は287.9百万ドルである。
キャスパーの評価
キャスパーの感想
お化けのイメージを変える
私が小さい頃にみたことのある映画。普通はゴーストや、お化けというと、怖くて人間とは敵対しているようなイメージが絶対不可欠ですが、この映画『キャスパー』を見れば、お化けが好きになれるかもしれませんね。私は小さい頃、お化けの世界なんて考えたことも、考えようとも思ったことはなかったですが、この映画では、お化けが会話をして、お化けの世界がある。とても不思議でした。そしてお化けの大っ嫌いなうちの子供たちに見せると、最初は嫌がっていましたが、次第に夢中になっていました。お化けはやっぱり嫌いのようですが…。汗 子供たちに言わせると、キャスパーはお化けじゃないそうです(笑)笑いあり、感動ありのこの映画。とても優しいキャスパーはみんなを虜にすること間違いないです!
この屋敷には何かが住んでいる
ある日とても強欲な一人娘が古びた屋敷を相続した。それはあまりにもボロっボロで権利書を燃やしてなきものにしたくなるくらいに。だが偶然にもそのボロボロの屋敷の中に宝物が眠っていることを知りある男の協力のもと探し始めるが・・・その屋敷の中には既に住人がいた。それも人間ではなく、お化け。ゴーストである。彼女たちはいろいろな手段を使って挑むのだが、どうすることもできず・・・そんなところに世界トップクラスの例会精神治療医が現れ寂しがり屋のキャスパー(ゴーストの男の子)に出会い、交流し仲良くなっていく。最初に邪魔してくるお化けたちにはちょっとムカついたりもしたけどキャスパーはほんと心の優しい子で彼が一晩だけ実体化した時はちょっと嬉しくもあり悲しくもあった。ゴーストといえば怖い話が多い中でこの作品か数の少ないものだと思う。