オペラハットのあらすじ・作品解説
オペラハットは、1936年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」のフランク・キャプラ。脚本は、「或る夜の出来事」「カーニバル」のロバート・リスキン。音楽は、「完全犯罪」「イエローストン砦」のハワード・ジャクソン。出演者は、ゲイリー・クーパー、ジーン・アーサー、ジョージ・バンクロフト、ライオネル・スタンダー。 大富豪のセンプル氏が事故で亡くなり、田舎町に住む甥のディーズが莫大な遺産の相続人となるが、ディーズは遺産のことを告げられても、のんびりとチューバを吹いている気さくな好青年であった。ディーズはNYに住むことになるが、金狙いの気取った輩ばかりが訪れて疲れ果ててしまう。そんな中、美しく聡明な女性ベイブと出会い恋に落ちるが、彼女はディーズのゴシップ記事を書くために近づいた新聞記者だった。 ディーズの誠実さ所以の行動が波乱を生んでいくコメディである。 アカデミー賞にて監督賞、ニューヨーク映画批評家協会賞にて作品賞を受賞した。
