オーメンのあらすじ・作品解説
オーメンは1976年に製作され、その後2006年にリメイクされたホラー映画である。リメイク版ではヨハネの黙示録で獣の数字とされる「666」に合わせて2006年6月6日に全世界で同時公開された。 ある年の6月6日午前6時、米国外交官のロバート・ソーンは妻キャサリンがローマの病院で男の子が死産したと知らされる。落胆するロバートだったが病院で知り合った神父から死んだ子と同じ6月6日午前6時に生まれた男の子を代わりに引き取ってほしいと頼まれる。その子の母は産後すぐに死んだということであった。ロバートは病院の勧めもありキャサリンにはそのことは告げず子供を引き取りダミアンと名付けられる。 やがて、ロバートは駐英大使としてロンドンに移住し幸せな日々を送る。しかしダミアンが5歳の誕生日の日、ダミアンの乳母がパーティーの最中に出席者の目の前で首つり自殺を図る。その日を境にダミアンを中心に不可解な出来事が起こり始めるのである。
オーメンの評価
オーメンの感想
ホラー映画の最高傑作。
謎ときが凄くて深い。私は小さい時からホラー映画が大好きで、これまで数々のホラー映画を見てきましたが、未だオーメンは生涯のお気に入りホラー映画のベスト3に入ります。何故か?一言でホラーと言っても、ただあまり深いバックグラウンドは無くエグイだけの殺戮ものだったり、エグイ部分をただ見せる事ばかりに終始していたり、ビックリ驚かせる仕掛けに重きをおいている作品などは、一度見れば、あまり再度見返したいとは思わないのですが、脚本がしっかりしていて、軸にちゃんとしたストーリー性があり、謎解きをしていく楽しみがあったり、役者陣の演技がしっかりしている作品などは何度見ても、面白い。そんなホラー映画の一つがこのオーメンです。そもそも、驚きがグレゴリー・ペック主演という事です。ホラー映画とは全くイメージの違う大物俳優を持ってきた事で、すでに映画の格がぐんと上がってますし(出演承諾した理由は何だったのか聞いてみ...この感想を読む
6月6日 6時に生まれた悪魔の子
6月6日の6時に生まれ、額に666のアザがある悪魔の子、ダミアン。ある夫婦が死産したことで孤児である男の子を引き取り、その子にダミアンと名付ける。夫婦は公私ともにとても充実した生活を送っていたのだが、ある日、ダミアンの乳母が異常な自殺を図る。それ以降、ダミアンの周りでは奇妙な事件が立て続けに起こり、不思議に思った父親は調査を開始。そしてその原因がダミアンにあることにたどり着く…666は新約聖書のヨハネの黙示録において“獣の数字”とされているので、時々ホラーなどでも「666」っていうのを見かけてはいたんですが、このオーメンで何か違った怖さを感じました。もしかしたらこの奇妙な出来事は偶然が重なったものかもしれないけれど、それを調べていくうちに「666」が出てきて、全てがダミアンに結びついているというのも新しいホラーといった感じがしました。ホラー映画いろいろありますが、これが精神的に怖かったです。この感想を読む
6月6日
ホラーというよりはオカルト的な感じの映画だと私は思います。6月6日午前6時にこの世に生をうけた悪魔の子ダミアン。この子がま~やっかい。ある家族が死産した子の代わりに孤児であるおとこの子を養子として引き取った。それがダミアン。この子の周りの人は皆異常な死に方をする。その死に方もかなり残酷で見たい様な見たくない様な感じ。小さい頃に見ていた映画で成長した今でも乳母の死に方は衝撃的で覚えている。それもこれも全部この悪魔の子ダミアンの仕業だと気付いてからの恐怖は計り知れないものがあった。複雑に思えるシーンとかもありましたがこういうジャンルの映画の未来をかえた作品だと思います。
オーメンに関連するタグ
オーメンを観た人はこんな映画も観ています
- 俳優
- ハーレイ・ジョエル・オスメント、他
- 監督
- M・ナイト・シャマラン、他
- 俳優
- ジョニー・デップ、他
- 監督
- ティム・バートン
- 俳優
- クリスティーナ・リッチ、他
- 監督
- バリー・ソネンフェルド、他
- 俳優
- ビル・マーレイ、他
- 俳優
- ジェームズ・クロムウェル、他
- 監督
- クリス・ヌーナン、他
- 前へ
- 次へ