生きてこその評価
生きてこそについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
生きてこその感想
1990年代に作られた名作のうちのひとつ
迫力あふれる墜落の場面この映画は、ラグビーチームが移動していた飛行機が墜落するところから始まる。いかにも学生風に楽しげだった飛行機の中の光景が一変し、アンデスの山に衝突し墜落する。墜落した衝撃で尾翼が吹き飛び、機体の真ん中くらいから裂けてしまうのだけど、その衝撃で座席ごと紙くずのように吹き飛ばされていく乗客たちがリアルで、その容赦のない描写に衝撃を受けた。この時代の映画はCGなどの技術もいまほど進歩していないにもかかわらず、リアルに観客を引き込む不思議さがある。「エイリアン」だって完全に人が入っているような形しているのにものすごく怖かったし、「ターミネーター」の最後の追いかけられるところなんて悪夢のようだった。それくらい恐怖やリアルさをCGの力をそれほど借りずに表現できるのは、昔の映画の魅力だと思う。この映画も冒頭の墜落のシーン、機体がどんどん飛んでいき、奇跡的に中に残された乗客たちの...この感想を読む