ショパン 愛と哀しみの旋律の評価
ショパン 愛と哀しみの旋律の感想
ショパンはジョルジュ・サンドのツバメちゃん 生きていくんだ金が要る
ポーランド映画もがんばっています、私が始めて見たポーランド映画はこの作品でした。ピアノ音の詩人と歌われるショパンの活動を描いてますが、なんともこれ、今時の芸能界的なお話でほろりとしてしまいます。音楽家や芸術家は力を持った者に贔屓にならないと、人の眼に触れないと言う悲しい運命の元に生息しています。絢爛豪華と思うショパンやリストの懐事情が垣間見られる、覗き見の楽しさがある作品です。この映画は「食い物の恨みは恐ろしい」とこれに尽きるでしょう。そして、金を持った女は男遊びをします、これがメッセージです。せっせとお金を作れるようになって、この境地を迎えたいと願う筆者です。ポーランドで父親から厳しいしつけで音楽を叩き込まれて、成人してパリにやってきたショパン。彼は男前だったので、年上の女流作家のジョルジュ・サンドのツバメちゃんになります。ポーランドでがんばって腕をあげて、パリで売り出す、パリは大き...この感想を読む