いいか医者は経験が命だ せっかく与えてもらったいい機会だ無駄にするな
緒方俊介
研修医なな子のあらすじ・作品解説
研修医なな子は「オフィスユー」および「YOU」に連載をされた作品である。森本硝子の作品で、1994年から1999年まで連載が続けられた長寿作となっている。 タイトルが研修医とあるように病院を舞台にした医療物の作品となっている。主人公である研修医の杉坂なな子が臨床の最前線で活躍しながら、仕事にプライベートに奮闘していく姿が描かれている。なな子は人一倍の努力家ではあるが、ドジでおちょこちょいな一面があり、日々トラブルを起こしていく。その様な、なな子が周囲を巻き込みながら、トラブルや病院の悪しき習慣、モンスターペイシェントなどに立ち向かっていく、というのが物語のストーリーである。シリアス路線の作品ではなく、病院の内情などをポップに描いた作品となっているので、子供から大人まで幅広い年代が楽しめる作品となっている。なお、1997年には原作の人気の高さを受けて、佐藤藍子主演でテレビドラマ化もされている。
研修医なな子の評価
研修医なな子の登場キャラクター
緒方俊介
研修医なな子の名言
なな子が、K大附属病院にレジデントとして残るか迷って相談した時の、緒方先生の台詞。
人間のやることだ 限度がある・・・
緒方俊介
膵臓がんの患者の執刀をした際、転移が見つかり、これ以上手術を続けても仕方がないと断念した時の台詞。
詮索はしないっ治すのが医者の仕事だ 自分の体を大事にしないか
緒方俊介
銃弾の傷で病院に運ばれてきた男性が、治療中に逃げ出そうとした時の台詞。
