純情ロマンチカのあらすじ・作品解説
「純情ロマンチカ」は2002年、角川書店発行「CIEL増刊TresTres」6月号より連載がスタートした、男性同士の恋愛模様を描く中川春菊によるBL(ボーイズラブ)漫画である。2008年4月から6月にアニメ第一期が、同年10月から12月に第二期が放映され、2015年7月から第三シリーズが放映される。また、2014年8月からは同社発行「エメラルド」に移籍し、シリーズ累計300万部を突破しボーイズラブ漫画を代表する人気作品となっている。 この物語は、主人公高橋美咲が兄の友人で超有名小説家兼ボーイズラブ作家である宇佐美秋彦に家庭教師をしてもらい、大学に晴れて合格する場面から始まる。家庭の事情で宇佐美のマンションに居候するようになった高橋と家主の宇佐美は少しずつお互いの心の変化に気づき、意識していくようになる。彼らを取り巻く人々の恋愛事情も時折描かれ、いろんな恋愛の形をみせる。同性だからこそもどかしい恋愛模様を、細かくも微細な描写で表現した作品である。
純情ロマンチカの評価
純情ロマンチカの感想
王道なBL作品
王道な攻め×受けのBLストーリーBLのカップリングではいろいろなタイプがあり、純情ロマンチカという作品の中でも3つのお話があるので全てがそうというわけではありませんが、メインストーリはまさに王道だと思っています。年上、俺様、S、相手のことが大好きで大好きで仕方がないそんな攻めで見ていてたまらないです。受けも年下、素直じゃない、なんだかんだいって相手が大好きといった感じで素直になりたいけどなれないそんなもやもやしてるところにきゅんきゅんしてしまいます!普段は受けの美咲が振り回されているのに、恋愛に関しては結局のところ攻めである秋彦が振り回されているというか美咲に一喜一憂しているところがすごくかわいいですね。ものすごく愛されていることがよくわかりますし、不器用ながら愛を伝えようと必死なところを見ていて読みながらずっと応援しています。同じ作者の別作品である世界一初恋でもそうなのですが、攻めのキャラ...この感想を読む
年の差最高。
金持ちで売れっ子作家のウサギと一般人の美咲の年の差ラブです。兄の友人であるウサギに勉強を教えてもらいに行く美咲ですが、ウサギを逆なでする発言をしてしまったが為に少しだけ襲われます(笑)ウサギが兄が好きだと分かって反対するのですが、次第にその思いの深さと考え方に心を許してしまう美咲。美咲の兄が結婚すると分かっても親友の立場を貫き通すウサギに美咲はウサギの代わりに泣いてしまい、そんな所にウサギも惹かれていつしか美咲の事が好きになってしまいます。展開的には一巻で早くもくっついて?しまうのですが、他にもウサギの友達の上條と学生の野分のじれったく初々しい話もあります。もちろんカバー裏も忘れずにみてください!
純情ロマンチカの登場キャラクター
宇佐見秋彦
よみがな:うさみ あきひこ ニックネーム:ウサギ(さん) 生年月日:3月3日 年齢(作品時):28歳→31歳(現在) 星座:魚座 性別:男 性格:強引でマイペースだが、一途で繊細な性格 学歴:T大 法学部をストレート合格&首席卒業 BL作家としての名前:秋川弥生(あきかわ やよい) 賞:森賞&菊川賞&国際文学芸術賞大賞
高橋美咲
よみがな:たかはし みさき 生年月日:8月18日 年齢(作品時):18歳→22歳(現在) 星座:しし座 性別:男 国籍:日本 所属:M大経済学部の補欠入学生→丸川書店の内定社員(現在) 性格:明るく元気でお人好しな性格 特技:手先が器用で、料理上手 好きな漫画:ザ☆漢