『嘘』もつき通せば『真実』になる。
シエル・ファントムハイヴ
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漫画レビュー数 3,136件
黒執事は、枢やなによって月刊Gファンタジーに連載された日本の漫画作品。「あくまで執事ですから」が決め台詞の主人公、セバスチャン・ミカエリスは19世紀末のイギリス名門貴族・ファントムファイヴ家の執事。武術・教養・気品、あらゆる方面に通じ一見完全無欠の人間に見える彼だが、実はその正体は悪魔であり、まだ年若い当主のシエル・ファントムファイヴとある契約を結んでいた。女王の番犬と呼ばれ、英国裏社会の汚れ仕事を請け負っている彼らは、さまざまな問題やシエルの暗い過去にまつわる事件に巻き込まれていく。 2008年、2010年にはテレビアニメシリーズが放送。これが絶大な人気に拍車をかけ、その後もゲーム、舞台上演、実写映画化などさまざまなメディアミックス化がなされた。作者にとっては初の試みとなる長期漫画連載だったが、日本国内にとどまらない根強い人気を得ており、2014年にはさらにアニメ新シリーズが放送されている。
黒執事私はとりあえず最初は画力に惹かれて読み始めましたが、本当にこれはシリアスですね。まだ幸せに心穏やかに普通の貴族として育ってて良い歳のシエルがここまで苦労を背負わなきゃならないという悲惨な現実から思わず目を背けそうになってしまいます。シエルの父は自分の死を、殺されてしまう事を悟っていたのだろうと思います。そして、シエルが上手くやっていけるということも信じていたと思います。まさか、悪魔と契約しているだなんて思わないでしょうがね笑アンおばさんの立場だったら、私は生きていけないなあと思いますね。我慢、そして抱えるものが多すぎて、子宮を取り除く殺戮を行う。そして、死神に捕まってしまった、そんな悲惨な身内の人生を見届け、精神を崩さずにいられるシエルは本当にすさまじいですね。自分には絶対的なセバスチャンがいると思っていても、悪魔をどこまで信じていいのか正直なところ疑ってしまいますよね。契約ひと...この感想を読む
現在もGファンタジーで連載中の枢やな先生による作品です。舞台はエリザベス女王がいた時代のイギリスで主人公の執事セバスチャンはファントムハイヴ家当主であるシエルの執事です。執事というものが好きだということと表紙の絵がすごくきれいで好みだったので読み始めました。シエルはまだ12歳でありながらファントムハイヴ家の当主であり伯爵。彼には果たすべき目的がありその目的が果たされる日まで付き従う執事、それがセバスチャンです。よく表紙はきれいなのに中身の絵はあまり…ということもありますが、この作品は中身のイラストも1つ1つ細かくきれいで美しい、そして艶っぽいです。また英国貴族のお家としての完成度も高く家の家具はもちろん衣装は細かいところまで描き込まれておりすごくおしゃれなこともこの作品の楽しみです。コミカルに動きつつも不気味さも出したり驚きがあったりと飽きのこない内容となっています。この感想を読む
サーカスの話に突入しました!行方不明の子供たちを探しに潜入前の下調べでサーカスを見に行く二人なんですが、セバスチャンの猫好きが発動!っていっても猫科の虎なんですが(笑)まぁ、なんとかサーカスに接触する事が出来たのですが、セバスチャンが女性の股の間に潜り込んでしまうという事態にが発生し、その時に持ち前の運動神経?を発揮した為に入団することに!そしてシエルもなんとか入団試験を合格するんですが、笑顔が足りないと言われて…。めったに見られないシエルの子供らしい満面の笑みが見れますよっ。サーカスの芸名は「スマイル」になりました(笑)シエルにとってハードな練習に根を上げてしまいそうになってたりもしますが、潜入した先にはなんと死神もいて気を抜けない状況で。一つ気になるのはジョーカーの方言。違和感ありまくりです(笑)
ニックネーム:坊っちゃん 生年月日:1875年12月14日 年齢(作品時):12歳~13歳 星座:射手座 性別:男 性格:我儘かつ傲慢 冷静沈着だが押しに弱い一面もあり 特徴:紺碧色とアメジストのオッドアイ 好きな食べ物:甘いもの 嫌いな食べ物:辛いもの 持病:喘息 猫アレルギー
ニックネーム:リジー 年齢(作品時):13歳 身長:154cm 性別:女 性格:明るく天真爛漫 ポリシー:シエルを守れるようになりたい 趣味:ロリータ系など可愛いもの 特技:剣術 主人公との関係:許嫁、いとこ フルネーム:エリザベス・エセル・コーディリア・ミッドフォード
よみがな:セバスチャン・ミカエル ニックネーム:セバスチャン 身長:186cm 性別:男 性格:物腰は柔らかく極めて謙虚 嫌いな動物:犬 好きな動物:猫 正体:悪魔 瞳の色:紅茶色 主人:シエル・ファントムハイヴ
シエル・ファントムハイヴ
自分が嘘をついていても何の罪悪感も感じずに、これが嘘だとバレなければこの嘘は真実になると確信している
シエル・ファントムハイヴ
相手の嘘を見破ったとしても、それを気づかぬふりをし、こちらも嘘を返す どちらも、自分の身を守るための手段として。
エリザベス・ミッドフォード
婚約者のシエルが過去に強いお嫁さんは怖いと言ったことから、シエルに守られるお嫁さんになろうと決めたエリザベス。しかし、シエルが事件に巻き込まれたことから、シエルを守れるお嫁さんになることを決意した。それでもシエルの前では可愛くいたいとするエリザベスの葛藤が描かれている。