銀魂の感想一覧
漫画「銀魂」についての感想が8件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
はちゃめちゃだけれども、筋の通ったストーリー性がある銀魂
江戸時代なのか近未来なのかわからない世界設定的には江戸時代末期と思われるのだが、天人(宇宙人)がやってきて、開国を迫られ、現代なのか江戸時代なのかわからない世界。その中で、「万事屋銀ちゃん」とよろず屋として生業をする坂田銀時。なぜか本当の日本史上では朝敵とされていた新選組が「真選組」として警察組織になっているし、そして、将軍様がいるしで、はちゃめちゃワールドである。しかし、暗い過去はたくさんあるが武士道は貫く昼行燈のように、鼻くそをほじって少年ジャンプを読みふけり、暇さえあればパチンコに入り浸ってる、坂田銀時。通称銀さん。まだ細かい所は連載でも明かされていないが、自分が世話になった師匠を処罰しなければいけなかった。そして、攘夷戦争に参加したけれども、結局、周りの参加している人間とは何かが違う。それよりも、自分の師匠を処罰した辛さからか、たどり着いた東京の墓場でお登勢と出会うことで、昼行...この感想を読む
銀魂の魅力
この漫画が始まったころは正直にいってあまり気にしていませんでした。途中ジャンプ本誌で「えっ、この漫画まだやってるの?」とジャンプ自体が銀魂っぽくネタにしていたことが記憶にあるくらいで実際に銀魂に触れるようになったのはかなり巻数が出てからのことでした。しかし今ではドはまりし、アニメすら全部見てしまう勢いで見てしまうのですから人間食わず嫌いはいけませんね。この作品の最大の魅力はギャグの面白さと、時折挟まれるシリアスなエピソードの秀逸な関係性でしょう。世の中には最初ギャグだった漫画がいつの間にかシリアスな作品になっていたり、その逆なパターンもあります。しかし銀魂はギャグはギャグ、シリアスはシリアスと分かれていながらも共存していてそれこそがやはり連載10周年を迎えるまでに連載が続いた銀魂の最大の魅力だと思うのです。
来ましたね
最高に面白い漫画だと思いました。登場からとてもめちゃくちゃな銀さん。主人公が血糖値高すぎって、、締まりませんよね。(笑) でもその感じが面白い。最初に、天人を銀さんがぶったおして、その罪を新八になすりつけるとか、最低な性格してましたね。(笑) でも、新八と新八の姉上の危機を救ってくれるという男らしい一面もあり、すぐに銀さんのことが好きになりました。性格は適当でめんどくさがりなのに、いざというときは助けてくれる。ホントに良いキャラをしていると思いました。さらに、個性的なキャラが増えていくこの漫画は底がなくもっと読みたくなるような漫画だと思いました。
侍らしくない侍達
ジャンプ史上、一番誇る問題作(良い意味でも悪い意味でも)の「銀魂」の第1巻は、初めて見たときのショックが大きい。とりあえず主人公の「銀時」が格好いいのか悪いのかが良く分からない。が、「お妙」を守ったり、「新八」達のために時間稼ぎ(1ページしか持たなかったが)など、優しい部分は良かった。他には、まさかのヒロイン早く登場の「長谷川」には驚愕したが、最後に普通に「銀時」と「新八」に冷静にツッコまれる場面は面白い。他には「神楽」との出会いで、「銀時」がタイムマシンを探すシーンは笑えたが(ちなみに「銀時」達が逃げようとしたときに原チャリごと引き止める場面は驚愕した)。
天然パーマはいいやつ
銀魂のはじまり。アニメではちょろちょろ見てたけど、細かい設定をはじめて知った。新八ってあんなことがあって銀さんと一緒にいるようになるんだ、って感じ。神楽が異星人でめっちゃ強いってぜんぜんしらんかった。義理深くてなんだかんだで頼りになる銀さんかっこよい。甘党設定だったのもはじめてしった。ギャグがいっぱいつまってて、とても面白い。ところどころ現実的な発言がまじるのもよいところ。一緒に掲載されている読み切り作品は感動した。深い感じの作品もかくんだなあと思った。なんかアニメとかで見るのと顔が違っていてびっくりした。どんどん絵が変わっていくんかなあ。
ジャンプで大人気のギャグ漫画の始まり!
現在もジャンプで連載中のギャグありパロディあり笑いあり感動あり下ネタありな大人気漫画「銀魂」の1巻です!アニメは終了していますが何回かに分けて長期的にも放送されていて2度の映画化もされた人気作。銀魂という作品自体の雰囲気がよく分かる1冊で、1巻から銀魂らしいと思える内容になっています。個人的には大好きな作品ではありますが、下ネタも含まれてたり1コマがちょっとごちゃっとした印象があるので苦手な方もいるんだろうなという感じです。好き嫌いが割とはっきり分かれるタイプの漫画だと思いますが、気になる方がどんな作品かお試しがてらこの1巻を読んでみてはいかがでしょうか。出てくるキャラ1人1人がすごい濃くてなんだこいつと思いながらもかっこいいところが見られたりやっぱりだめな奴だったり。これからももっと見ていたいと思うような作品です。
天は人の上に人をつくらず髷をつくりました
床屋でのギャグ漫画がまず面白い!出かけていった床屋のおじちゃんの代わりに万事屋が床屋をやるお話でそこに近藤さんと殿様がやってきます。二人相手にする接客のギャグがおもしろすぎる。犬のフンを乗せたり、下品なもので髷を補ったりとやりたい放題です。そして沖田がドッキリで仕掛けた監禁話もとてもハラハラしました。読者まで騙すとは・・・さすが銀魂だなと思いました。真選組と沖田をどちらも守るため戦った土方はとてもかっこいい!兄弟同士のチューペットの話など、共感できるネタもたくさん入っていました。他にも誕生日会に出席したときのあるあるネタなど銀魂らしさギャグ全開の一冊になっています。笑いたい方にオススメです。
銀魂
この漫画が始まった当時は、一巻を読んでみてもあまり楽しめなくて。笑いどころが全然わからなかったのですが、巻数を進めるうちにこの作者のテンションが載って着た感じでとても面白いです。後になって、読み返すとやっぱり銀魂らしいセリフ回しが連発です。(本領は発揮できてないような気がしますが。)それでも神楽ちゃんや新八などとの出会いが描かれていて銀魂が好きなら後で振り返ってでも読んでみたい1巻だと思います。どういう理由でよろず屋に三人が集まったのかというあらましが描かれています。初めてこの漫画を読む人には、ここで読むのをやめないで欲しいと言いたいです。絶対後がおもしろいですから。