ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編のあらすじ・作品解説
同人サークル07thExpansion作成のWindows用ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の公式外伝コミックが「ひぐらしのなく頃に鬼曝し編」である。時系列としては、本編で事件が起こった直後からのお話。2006年から2007年にかけて連載され、コミックスは全2巻+雑誌の応募者全員サービスの「プレミアムブック」の計3冊。 「ひぐらし」の舞台である雛見沢村の御三家の一つ、公由家の親類の女の子が主人公。 雛見沢村がが火山性ガスにより一夜にして滅んだというニュースから、雛見沢村出身者の「オヤシロさま」の祟りとして奇行に走る様をマスメディアが取り上げる。奇異の目がやがて差別感情に至り、それは主人公にも向けられる。 舞台は雛見沢村から離れた都会になっているが、雛見沢の異常性を別場所から描くといった内容。フィクションではあるが、考えさせられる内容である。 また、後のコンシューマ移植で「鬼曝し編」をベースとしたシナリオがゲームとなった。
ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編の評価
ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編の感想
祟り
まずお母さん怖すぎます。お父さんがミスしたからって速攻殺してしまうし、娘までも殺そうとしてしまうなんて、最低ですね。てか、暁くんがかっこよすぎます。どんだけヒーローなのでしょうか。最後のこの殺人事件についての大石さんの解説にはなるほど!と思いました。そう、実はこの殺人事件はおばあちゃんの殺害からお父さんの殺害、暁くんへの暴力まですべて夏美による犯行だったのです。自分はしてないと思うあまりに、記憶を自分の中で別のことに置き換えていたのだ。でも、そんな夏美でさえ愛するという暁くんに最後包丁でさしてしまった夏美は最低だと思います。自覚ないにしても、そこはハッピーエンドで終わってほしかったです。