重機人間ユンボルのあらすじ・作品解説
「重機人間ユンボル」は武井宏之によって、2007年第14号まで少年ジャンプで連載されていた漫画作品。なお、連載終了後は同集英社のウルトラジャンプにて「ユンボル -JUMBOR-」と名前を変えて読み切り連載をしたのち、2010年から同誌で連載再開を果たした。また、タイトルに「重機」と入っていたりと、作者である武井氏はこの作品の世界に土木関係の用語を多く用いている。ここでは、少年ジャンプで連載し、完結した「重機人間ユンボル」についてまとめることとする。 作品のジャンルとしてはバトル漫画にあたる。舞台は、大災害からの復興を目指す”大工事時代”を迎えた”ワールドサンド”と呼ばれる世界。主人公バル・クロウは工事中にゲンバ―帝国の襲撃により死亡してしまうが”ユンボル・バル”として改造され生まれ変わったのち、ゲンバ―帝国との戦いに身を投じていく。 作品は、結果的には打ち切りという結末を迎えたものであるものの、武井氏の作風全開に仕上がっており、好き嫌いがはっきり二分する。