め〜てるの気持ちの評価
め〜てるの気持ちについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
め〜てるの気持ちの感想
そこにあるのは現実、メッセージ性の強い作品
オマージュをオリジナルにする奥氏の手腕この作品は、奥浩哉氏が、今や代表作と言ってもよいGANTZを連載中に、隔週連載でややファンヤキモキさせていた頃にGANTZと同時連載していた作品である。GANTZの連載にブレーキをかけてまで描きたかったものは何なのか?非常にそれだけでも興味深い。奥氏といえば、GANTZがザンボット3のオマージュだと公表していることでも有名であるが、そもそもザンボット3以前に、GANTZ自体要所要所に色々な作品のパロディを盛り込んだものであり、最近最終回を迎えた「いぬやしき」でも、アルマゲドンに似た描写が散見される。しかし、奥氏の作品には、オマージュ元を超えたオリジナリティを伴っている。実写映画やアニメ、小説などの媒体で次々に表現の場を広げていったのも、そのオリジナリティが他の作家や映画監督の二次創作欲をくすぐる力があるからとしか言いようがない。そういう意味では、め~てるの気持ちも、よくよく...この感想を読む