キャプテン翼 GOLDEN-23のあらすじ・作品解説
キャプテン翼 GOLDEN-23はキャプテン翼シリーズのROAD TO 2002編の続編として描かれたオリンピック出場をかけての戦いが描かれた作品である。 作者は高橋陽一で連載先は週刊ヤングジャンプとなっている。 ワールドユース後の世界のプロリーグを舞台にした前作のROAD TO 2002編から舞台はガラリと変わり、U-22世代のオリンピック出場をかけた戦いが描かれている。 シリーズおなじみの翼や若林、日向などの海外組は招集されず、国内に残されたメンバーのみで直前の親善試合、アジア予選を戦うこととなる。フットサル界から古川や風見などが選出され、アルゼンチン帰りの井川などもメンバーに加わり吉良監督のもと新体制がスタートする。 デンマークやナイジェリアなどの強豪国との親善試合を通して、チームの課題を見つけ、予選に臨んでいく。 そして、最終戦では本選出場をかけて、アジア最大のライバルであるオーストラリアと対戦することとなる。
キャプテン翼 GOLDEN-23の評価
キャプテン翼 GOLDEN-23の感想
サッカー漫画の王様
この漫画は,サッカー漫画での絶大な評価を得ている『キャプテン翼』である。海外の有名選手からも絶大なる評価を得ている。幼少期にキャプテン翼を読んであこがれていたという選手も多いほどだ。私も小学生の頃からの大ファンの一人である。登場人物それぞれが必殺技を持っており,その必殺技は独創的かつ魅力的なものである。ストーリーおよびキャラクターにとても魅力あふれる作品である。ただし、登場人物の顔が一部似ているという点がある。ただその点を引いても一度は手に取る価値ある作品であると思う。そして今回の『キャプテン翼 GOLDEN-23』は他のキャプテン翼の作品に比べて主人公である大空翼の登場が少ない。大空翼ファンにとっては少し物足りない作品であるかもしれない。しかし,普段脇役である選手たちが中心となってオリンピックを目指す点が非常に面白い。他の選手がいつも以上に色濃く描かれている点に魅力を感じる。海外組を予選に呼ぶ...この感想を読む