直球表題ロボットアニメのあらすじ・作品解説
「直球表題ロボットアニメ」は、2013年2月から4月まで放送されたワンクールのCGアニメである。本作は全13話の構成であるが、放送を受け持った主要なテレビ局(東京MX、とちぎテレビ)では、12話までしか放送されておらず、NOTTV視聴者以外には事実上12話のアニメと認識されている。確かに、本作はロボットアニメではあるが、本編内容はgdgd妖精s系列の座談会アニメであり、オープニングに登場した戦闘ロボット達は一切本編には登場しないのである。 あらすじは、人類が滅亡してから70世紀以上の月日が流れた地球では、残された軍事用ロボット達が何時終わるのかさえ定かではない戦闘をひたすら繰り返していた。この無益な戦闘を止めたい三体のロボット(フジイ、カトウ、モリ)は、かつて人類が持っていたとされる「笑い」の力で、この戦闘を止めようと、笑いについて研究し始めるのであった。本作の関連商品として、「関連曲集ロボットアニメ」というCDが販売されている。作中に使用されたMMDデータはアニメ公式サイトで配布された。
直球表題ロボットアニメの評価
直球表題ロボットアニメの感想
「お笑い」についての考察アニメ
アニメ作品の意図斬新な切り口で「お笑い」について考察しているのが、「直球表題ロボットアニメ」というアニメ作品なのだと思います。それによって、観る側を笑わせようとするバラエティー要素も意図されているのではないでしょうか。それゆえに、登場人物は人間ではなく、ロボットたちで構成され、人類が滅んでしまった世界が背景になっています。戦闘ロボットたちによる戦争が、人類滅亡しても、続いている状況というのがシュールな世界観だと思います。そして、その状況を「お笑い」で解消しようと、ロボット三体が、観る側に対して、可笑しな存在に映そうとしているように感じられます。制作スタッフの意図が見え見え過ぎて、さむい笑いになっています。積極的に攻めの姿勢で、制作されたアニメ作品であることは重々に感じられます。しかし、アニメ本編は考察に絞られたものとなっているので、笑える内容になっていないと思います。意図するものは、と...この感想を読む
MMDアニメ
ぐだぐだトークアニメです。特別面白い作品ではありませんでしたが、息抜きにダラダラ見るには適したものだと思います。終始ギャグパートで進んでいきますが、声優の素の演技、他の有名作品のパロディ表現を楽しむ作品です。低予算アニメなので、映像はあまりよくありません。期待はしないほうがいいです。ただ、最終回はしっかりとオチをつけてくるので、笑いだけで終わるアニメではありません。個人的には、SF好き・ロボット好き・人工知能好きの人にはぜひ見て欲しいと思いました。最初はつまらないと思っても、最終話のために全話を見てほしい作品です。ぜひ手にとってみて下さい。