医者はなんのためにあるんだ!
ブラック・ジャック
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ブラックジャックは2004年10月11日から2006年3月6日まで日本テレビ系列で毎週月曜日19時から19時30分まで放送されたテレビアニメ番組である。全61話とスペシャル版2話が放送されている。監督を原作者の長男である手塚眞が担当している。 原作は手塚治虫の同名作品で1973年11月19日号から1978年9月18日号まで連載され、1979年から1983年まで不定期連載された。医学博士でもあった手塚治虫の代表作の1つであり、医療漫画の先駆けとなった作品である。実写版も含め、数多くアニメ化やドラマ化、映画化されている。 アニメには手塚治虫の三つ目が通るのキャラクターである写楽や和登(わと)さんが登場している。 原作では亡くなるはずの人物や生物が死なない件に関して手塚眞監督は「社会情勢を考慮して(人が死ぬような)結末やストーリーを変更せざるを得ない描写があるため」と説明している。新潟中越地震で放送自粛になった第3話に登場する犬のラルゴは死なずにその後ブラックジャック家にペットとして飼われている。
実は優しいブラックジャックって一見すると怖いし、治療費も高く請求してくるから冷たい人だと思うけどそんなことないんですよね。むしろ誰よりも優しい人だと思うんです。ただそれを見せようとしないっていうか、自分は嫌われてもいいと思ってるんでしょうね。彼は好かれようとは思ってなくて、ただ目の前の人を助けることしか考えてないんだと思います。もしくは高額な治療費を請求することで試しているのかもしれませんね。まぁ、試し方がどうなのかは置いといて。そこまでの金額を払ってまで救ってほしいのかどうかを。その証拠にほんとに払えない人たちからは無理にとったりせずに他のものでチャラにしたりもしてましたからね。もともと優しい人だったから悪者の振りをしているだけなんですよ。そうじゃなければピノコもそばにはいませんからね。彼女はなかなか人を見る目がありますから。自分を救ってくれたっていうだけじゃなくて、彼自身の内面を見...この感想を読む
どうしても助けたがる天才外科医相手が自分を狙っている敵だろうが、動物だろうが、もう先が長くないとすぐ分かる老人だろうと、自分の目の前の命の炎が消えそうになっていると、絶対に生かそうとする姿が印象的です。「生きる」、「生かす」ことに対する向き合い方が、他の医療アニメのキャラクターと度合いが違うように思えます。それはブラックジャック自身が幼い頃に死にかけた時に助けてもらった体験からくることなのでしょうか。また法外の請求をするとよく登場人物にバッシングされていますけど、がめつい悪い人間には足下を見て莫大な請求を、貧乏で弱い者には何か交換条件でチャラにしているときもあるので、そんなにひどくないと思います。もし本当に治してもらえるなら、命はお金にはかえられませんしね。何となく孤独っぽいイメージでしたが実はそうではない影があり、他の人には分からないルールがあって、気難しそうで「俺と関わらない方がい...この感想を読む
原作の漫画も読みアニメも観ましたが、原作漫画を読んでからとても時間経過してアニメを観たので原作と細かい部分での相違点も分かりません。しかしそのまま再現されているように感じました。ただ、調べてみるとテレビ放映されるにあたって、原作の表現をそのままアニメ化するのに問題となって細かい部分で修正されたり、カットされている箇所もあるようですね。またOVAシリーズや、「ブラックジャック21」と名前を改めた続編もあることから、一気に原作をアニメ化してほしかった気はします。当時の視聴率はさほど良くなかったのでしょうかね!?子ども向けアニメなのに、テーマや展開は子どもには理解できないであろう内容が多いし、過激な展開や表現がありましたから当然といえば当然でしょうか。医者免許を持たずに医療行為をしているニュースが流れたり、社会問題化していますので、今の世の中で本当にこの作品のテーマや訴えたいことが視聴者や読み手に...この感想を読む
年齢(作品時):20代後半〜30代前半 血液型:O型 性別:男 国籍:日本 住まい:人里離れた崖の上の一軒家。住所は「T県××町○○番地」 ポリシー:高額の手術料を請求する。 好きな食べ物:お茶漬け・ボンカレー・ラーメン・寿司 専門:医師としての専門は外科だが、一般外科だけでなく特別な知識と技術の必要な心臓...
ニックネーム:キリー 年齢(作品時):ブラック・ジャックより5歳上 身長:ブラック・ジャックより高い 性別:男 住まい:年中風来坊 性格:軍医時代はとにかく明るい ポリシー:救いようの無い患者には安楽死 特徴:バイク 物語上での目的:ブラック・ジャックのライバル トラウマ:軍医時代に仲間を助けれなかった事
ブラック・ジャック
「病気ならすべて治せる」という信念が大きく揺らいだ瞬間。 人口増加が地球というシステムを破壊した。そのために大自然は地球そのものを守るためにすべての動物の体を縮小させてしまう病原体を生み出したのである。このシーンが登場する『ちぢむ』という話の中で、 このウイルスに感染した人や動物をブラック・ジャックは救おうとするけれど、それは地球そのものを殺してしまうことにつながる。そのジレンマの中でさすがのブラック・ジャックも医者という存在への疑問を叫んだ瞬間だ。
ブラック・ジャック
どんな病も治せると豪語していた若きブラック・ジャックだったが、重篤な病に臥した恩師の命を救うことが出来ずに挫折した。彼が失意の底にいるときに恩師が語りかける最後の授業としての言葉。生命に対して傲慢だったブラック・ジャックを、真摯な姿勢に向かわせた言葉だ。
ブラック・ジャック
ドクター・キリコに安楽死を依頼していた患者の手術を成功させた直後に、その患者が交通事故で死んでしまった後に。