きまぐれオレンジ☆ロードのあらすじ・作品解説
きまぐれオレンジ☆ロードは、まつもと泉によるラブコメディー漫画である。集英社の週刊少年ジャンプに1984年から1987年まで連載された。ジャンプコミックスでは全18巻、全156話となっている。完結後も、スーパージャンプや週刊プレイボーイに特別編が掲載された。愛蔵版や文庫版も出版されているほか、海外でもイタリア・スペイン・台湾など8カ国で出版されている。 この作品は、超能力をもつ一家の長男である春日恭介と、ふたりのヒロインとの三角関係が描写されている。ヒロインのひとり、鮎川まどかは、ミステリアスで大人っぽい魅力を持つ女の子。もうひとりのヒロインである檜山ひかるは、明るくボーイッシュな女の子である。読者からは鮎川まどかが高い人気を得ており、作品を代表するキャラクターとして各種メディアに登場した。 漫画の人気を受けて、テレビアニメ、オリジナルビデオアニメ、劇場用アニメ、小説、ラジオドラマなども作られた。
きまぐれオレンジ☆ロードの評価
きまぐれオレンジ☆ロードの感想
大学生の恋愛を、中学生がしてみたら・・・・?
今でも古臭さを感じない斬新な作画連載初期と後期では随分作風が変わった作品であるが、この作品のポップな作画は、平成の今でも古臭さを全く感じない魅力がある。きまぐれオレンジ☆ロードは、連載当時の1984年頃リアルタイムでジャンプを読んでいた読者層には非常に評価が高い漫画である。正直ストーリーにはツッコミどころがありまくりなのに高評価である理由に、当時のジャンプの読者層である小中学生男子から見ると、背伸びをした大人の恋愛をするオシャレさのようなものがにじみ出ていたからではないだろうか。特に、ミステリアスな鮎川まどかの魅力は、最近の作品の人気女性キャラにも勝るとも劣らない大人びた魅力がある。それに、当時としては、友情や格闘、スポ根を重視していた週刊少年ジャンプらしくない漫画であったことも目新しかった。女性キャラクターに関しては、時代を先取りしていたとも言える。やや蛇足感があるエスパー設定きまぐれ☆...この感想を読む
きまぐれオレンジ☆ロードの登場キャラクター
小松整司
よみがな:こまつせいじ 性別:男性 国籍:日本 性格:非常に明るい 特徴:スケベ 価値観:まどかのことは現在も不良と誤解して嫌っている 好きな食べ物:「幻のカツサンド」 幼少期:成績優秀 髪型:天然パーマ 情報:学園の女子生徒の情報にやたら詳しい
春日くるみ
よみがな:かすがくるみ 性別:女性 国籍:日本 性格:小学生並に子供っぽく、好奇心旺盛 ポリシー:夏休みは、遊びまくって30日になって夏休みの宿題を焦ってやるタイプ 特徴:おてんば 能力:超能力者 髪型:セミロング 勉強:非常に苦手 家事:家事炊事の腕前は壊滅的
春日まなみ
よみがな:かすがまなみ 性別:女性 国籍:日本 性格:しっかりしている ポリシー:夏休みは早めに夏休みの宿題を終わらせて、残った日に遊ぶ 特徴:眼鏡をかけている 価値観:常識人 能力:超能力者 髪型:ポニーテール 家事:春日家の家事は全部一人でこなしている