準優勝を誇って立つ事が あんたが負かした連中への責任よ
風丘みなと
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サラリとした画とは正反対、コアな分野を熱く描く「このご時世に将棋できましたか!逆に熱い!!」池沢先生の前作、剣道漫画『クロガネ』のファンだった私が感じた第一印象です。週間少年ジャンプでは異例の将棋を題材にした作品に、溢れる期待感が抑えられませんでしたが、一方で最近の少年達に将棋という盤上遊戯はどのように映るのかという不安感もありました。内容は初回から池沢ワールド全開。一能突出型の残念系主人公が思わぬ分野で突然才能が大・爆・発!将棋を知ったその日にプロ目指すという胸熱展開に不安感がどこかに旅立ちました。しかしながら、今にして思えば、そんな簡単にプロを目指すという目標を掲げるのはどうだろうと感じます。将棋や囲碁、チェスといった盤上遊戯のプロの世界の厳しさは、素人の耳にもよく聞こえてくる程です。そこに初回からど素人がプロへの道を歩む展開に抵抗感のある方もいるのではないでしょうか。熱い展開には...この感想を読む
風丘みなと
大会の決勝戦で負けて、俯いている主人公(信歩)へ向けた言葉
弥代桂司
夢を諦めかけた主人公(信歩)に喝を入れる言葉
高良信歩
歩みが遅くても、諦めないことの大切さを実感した主人公の言葉