剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-の評価
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-の感想
残酷表現が秀逸なセル画アニメの傑作
一大巨編ダークファンタジーの前日譚『剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-』は1997年に放映された原作漫画『ベルセルク』の黄金時代編を描いたアニメ作品です。黄金時代編では主に人間同士の争いが描かれていて、第一話と最終話近辺を除くとモンスター的な存在としては不死者のゾッドぐらいしか出演しません。そのためダークファンタジーの前日譚と言うことができるでしょう。制作したのは『ポケットモンスター』シリーズでも有名なオー・エル・エムです。3DCGやデジタル彩色では味わえないセル画のアニメ独特の迫力のある作品として仕上がっています。原作の『ベルセルク』はその書き込み量が尋常では無い事でも知られているのですが、アニメ作品として綺麗に落としこんでいると言えるでしょう。ディティールを簡素化しているのにも関わらずアニメでしか描くことのできないシーンを見事に描ききっています。ガッツが巨大な剣を振り回す剣戟のシーンは中々他のアニ...この感想を読む