河童のクゥと夏休みのあらすじ・作品解説
河童のクゥと夏休みは2007年7月28日から全国の映画館にて上映された日本のアニメ映画である。配給元は松竹で監督、脚本は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』などを手掛けた原恵一、アニメーションは「シンエイ動画」によって制作された。 原作は作家木暮正夫による児童文学『かっぱ大さわぎ』である。主要声優には主人公の河童の子供であるクゥ役に冨澤風斗、小学5年生の少年上原康一役に横川貴大が演じ、その他、お笑いコンビココリコの田中直樹、西田尚美、松元環季、なぎら健壱、羽佐間道夫らがキャストとして参加していた。 物語は現代社会になぜか蘇ってしまった河童の子供「クゥ」と、少年・上原康一との友情、そしてそれを取り巻く周囲の家族や友人たちとの日常生活、そして人間模様を描いている。 この作品は多方面で評価され、日本PTA全国協議会特別推薦作品に選ばれた他、第11回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞受賞作でもある。