時をかける少女の感想一覧
アニメ「時をかける少女」についての感想が13件掲載中です。実際にアニメを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
夏と青春
夏。タイムリープできるようになった優柔不断で適当な女の子と未来からきた男の子の話。筒井康隆の小説、実写になっている映画をアニメにリメイクしたものという名目だけどぜんぜんちがうものとして見ても問題ない。設定も、タイムリープするというところ以外はほとんどちがう。まことの言動になんとなくいらいらしてしまう。なぜ先のことを考えたり現状を分析したりしないのか。夏の雰囲気がよくでていて、冬にみると夏が恋しくなるような映画。こんな、あまずっぱい青春がおくりたかった、と思わざるをえない。最後にはまことも一回り成長するというのがいい。一生わすれられない夏だろう。
青春ですね~
この作品は結構、見た方が多いのではないでしょうか?私の知る限りでは結構な回数でTVで放送されていたような気がします。非常に夏に合う作品ですよね。監督はアニメ監督としてかなり有名な細田守監督。そしてキャラクターデザインはエヴァンゲリオンなどで有名な貞本義行さん。他にも様々な有名な方が関わっておりかなり豪華な布陣で作られた作品です。題名の通り時をかける行為(タイムリープ)があったりしてSF要素も入ってますが基本は青春ものですね。学生時代特有な感じの若くて色々不器用な感じの恋愛模様が描写されています。こんなような青春時代をおくれてたらなーとか見る度に今でも考えてしまいます(笑)名作です
爽やかな気持ちになる作品
サマーウォーズと同じ細田守氏が監督を務めています。柔らかなタッチで描かれたキャラの表情の豊かさ、動きの作画が個人的にすごく好きです。真琴、千昭、功介の3人の仲が青春って感じでうらやましいです。それが真琴がタイムリープの力を得ることで少しずつ変化していき・・・真琴がタイムリープを当初無駄に使っていて苦笑いものでした。その後、必死により良い未来を作るために奮闘する姿、絶望からの希望、希望からの絶望、展開と流れが素晴らしい作品でした。ラストシーンの千昭の名台詞もきれいに決まってます。主題歌の奥華子さんのガーネットの甘く切ない歌声が作品をきれいに締めてくれます。
1人の少女が時をかけるタイムトラベラーアニメ
誰もが時を越えられたらとおもうと思います。あの時こうしていたらもしかしたら・・・・そんな考えをアニメにした物です。グラフィックはとても綺麗です。内容は少しシビアです。でも大切な人を救うために時をかける少女の勇姿にはドキッとします。舞台は誰もが経験している町並みで、学園になります。自転車で時をかける姿は本当に最高です。思わず、リアルでも自転車を高速でこいでいたら、時を越えそうな気がします。そんな夢も教えてくれるアニメです。いつの間にか忘れてしまった心をアニメを見ながら思い出すことが出来ます。男女問わず見れる内容ですので、是非沢山の人に見て欲しいアニメです。
なんかもう胸がキュンキュンします♡
時をかける少女は、高校時代にドラマで観たことありましたが、あまり覚えてなく何だかタイムスリップすることくらいしか覚えていませんでしたが、このアニメ映画はとても見やすかったし面白かったです。 アニメだからか、キャラがすごくカッコよくて感情移入できるというか、女の子が好きになってしまう気持ちがわかるというか、キュンキュンしました(笑) 真琴がチアキと別れなきゃいけない時のあの切なさというか、自分の青春時代を思い出してしまうような感覚でした。 真琴の好きだけど、好きじゃないと思い込みたい気持ち。好きな気持ちを何とか否定したいけど、抑えられない気持ちも、女の子ならよくわかると思います。 そして最後、お互いが思いあってるのに、どうしても離れなければいけない・・・その運命をお互いが受け入れる瞬間の覚悟は、なんか言葉では言い表せないですね。 あと、最後の奥華子さんの歌にもやられちゃいました。 とにかく...この感想を読む
夏の定番アニメ!!
こんな青春時代送ってみたかった!!!!・・・と、心底思う映画です 笑実写映画からの流れも汲まれているようですが、実写を観ていなくても楽しめます。毎年、夏に観たくなる映画です。SFちっくだけど、ストーリーも素敵だし、映像も、音楽も本当に良い大好きな作品です。特に音楽もOP、EDの曲は夏っぽさをイメージする、本当に穏やかで壮大な印象がある曲です。奥華子さんの歌もこの作品にぴったりです☆躍動感もありながら、切なく、高校生のひと夏の青春を描く作品です。サマーウォーズと並び夏を代表するアニメ作品なのではないかなと思います。個人的にはこちらの『時をかける少女』の方が好きです。
青春の塊のような映画
主人公の理科室で起こった出来事から物語が始まることになるアニメ映画です。主人公のマコトはどこにでもいるような明るいサバサバとした高校生でそれをとりまく2人と男友達や他のキャラクターたちの背景も青春の1つと感じられます。日常で起こったマコトの不幸な出来事の中、理科室へ行ったことによってで突然タイムリープが起こり、それにより通常の日常が変化していきます。主人公にとってはつまらない日常が楽しくなったという感情だけだったものですが、主人公が以前起こった出来事の肩代わりを誰かがしていくことにだんだん気づいていきます。気づいたことによってマコトはどういう行動を起こすのか…というのも見どころの一つです!!
今日もどこかにある青春
細田守の才能ここにありという感じ。これは名作ですね。あまり名作を作ろう名作を作ろうとした気負いがないところがいい。登場人物すべてに好感が持てる。真琴かわいいし、ほんとその辺にいそうな女の子。千昭はイケメンでやさしいし、功介マジいい男。この三人の微妙な三角形のドラマがこの作品世界のキモなのだ。こういう狭い世界観大好き。千昭が未来のひとで、最後は未来に帰っちゃうっていう超展開も、この世界観なら受け入れられる。少女漫画的な超越が可能になっている。「未来で待ってる」は名セリフですね。別に世界がどうなるとかって話じゃないし、友情がどうの、恋がどうの、加えてちょっと不思議(SF)、っていうだけの話なんだけど、それがいいんですよね。夏になったら見たい映画です。
雰囲気を楽しむアニメ
元は筒井康隆の小説、実写映画なのだけど、だいぶ改変されている。時をかける少女っていうタイトルでやる必要があるのか?と思うレベル。タイムリープしてきたチアキ、普通の高校生のコウスケ、女子高生のマコトの物語。作画や映像はきれいだし、キャラクターデザインもかわいいし、かっこいい。そういう点で、ファンは多い。正直、マコトの行動が好きになれない。自分勝手だし、人の気持ちをないがしろにしたりして、正直、馬鹿だ。ご都合主義を切ないとか、楽しいとか、若いとか、そういう雰囲気でゴリ押ししてる感が否めない。つまり、学生生活の、雰囲気を楽しむ映画だと思う。学生時代が懐かしくなる。
文句無しで◎
もぉ千昭に一目惚れ!笑。主人公-紺野真琴、クラスメイトでキャッチボール仲間の津田功介と同じキャッチボール仲間で謎の転校生、間宮千昭。ある日、真琴にタイムリープという過去に戻れるっていう不思議な力を手に入れる。その力で普段とは違う毎日とはなるが…はたしてなぜタイムリープという力はなぜ存在するのか?千昭の正体とは?三人の友情の行方は?一言じゃ言い表せない…ただの青春アニメじゃないです!ちょうどこの季節にみて欲しい作品!ドキドキ、キュンキュン、ワクワクして欲しい(´Д` )「Time waits for no one」…この言葉には色々考えさせられました´д` ;後奥華子さんの曲にも注目して欲しい…忘れかけてた何かが感じるはず!
正に駆け抜ける青春映画
もう本っ当に大好きな映画です。猪突猛進な主人公の真琴に忘れていた青春の一ページを重ねてなんでもないシーンで涙が出そうになったりします。この映画はほとんどが学校にいる時、日が高い青空が広がっているシーンです。夏、と言う事を強く意識しているのでしょう。またそれがこの映画を深く印象付けます。青春時代の夏は本当に一瞬であっという間なのに一生忘れられない様なそんな切なさがあります。この映画もそうです。青空の下繰り広げられる青春の一ページを切り取った切なさと寂しさは見ているものに強い共感と憧れを抱かせます。ラストの夕焼けと土手のシーンは誰しもがキュンと胸を締め付けられる事でしょう。夏に見て欲しい映画です。
原田知世さんの時をかける少女とはまた違った面白さ☆
幼少期、母が角川映画、原田知世さん主演の“時をかける少女”が大好きで、子供の頃何回も拝見していたので、はじめ現代版・・と聞き、ちょっと抵抗がありましたが、いろんな方から、“本当にいい!!”という評判をたくさん聞き、拝見することに。 いや、本当に良かった。千昭が未来から来たことを知り、気づいた大切な存在。知られてしまったからには未来へと戻らないといけない定め。もう切ないは泣けるはキュンキュンでした。そして、私一押しの一番の見所は、真琴の自転車のブレーキが壊れていたが為に起こってしまった功介にまつわる事件のシーンと、千昭が未来へ帰る瞬間真琴に大切な言葉を言い残す土手のシーン!どちらも、この映画の展開になくてはならないシーンです☆奥華子さんの唄が、この映画にとっても合っていて、大好きです♪
最後はキュンとくる
タイトル通り、時をかける少女のお話です。昔に実写化されていたそうですがアニメーションになると迫力満点で感動しました。なぜだか急に時を移動できるようになった主人公。しめしめと能力を使いまくります。なんでもやり直せばうまくいく!そんな風に使っていたけど…予想のつかない展開が次から次へと起こり観ている人を全く飽きさせません。映像もすごく華やかで目を奪われます。細田監督の表現力がほんとうにすごい!と思わせる映画だと思います。キャラクターの表情の豊かさにも注目です。最後にはキュンとくるお話なので是非恋人と一緒に見てはいかがでしょうか。おすすめです。