ゆるめいつのあらすじ・作品解説
ゆるめいつはsaxyunによる4コマ漫画を原作とするアニメである。主人公の相田ゆるめが住むアパート「メゾン・ド・ウィッシュ」の住人たちの日常が描かれた。 2009年4月24日に月見里智弘監督によるOVA第1弾がリリースされた。これに伴いK'z Stationにてウェブ特別番組が配信された。2011年6月24日には全6話のOVA第2弾がリリースされており、監督は月見里智弘と荒井はむの連名である。 2012年4月から7月にかけてはテレビアニメ第1期が、7月から9月にかけてはテレビアニメ第2期が放送された。月見里智弘は総監督となり、監督を夕澄慶英が務めた。放送局はサンテレビとtvkで、話数は1期、2期共に全13話である。アニメーション制作はC2Cが担当した。オープニングテーマは1期が「とびだせ! 3D」、2期が「キャピ夏☆HIGHてんしょん!」で、どちらも桃井はるこが歌った。 なお、原作漫画は2015年時点で月刊まんがくらぶに連載中である。
ゆるめいつの評価
ゆるめいつの感想
ダメ人間たちのほんわか脱力系アニメ
癒されますね~「ゆるめいつ」というOVA作品ですが、全体的なイメージが「めぞん一刻」と似ています。物語本筋が恋愛要素の強い「めぞん一刻」と、脱力系一直線の「ゆるめいつ」を比較するのは乱暴なのかもしれません。しかし、ボロアパートという背景と、ダメ住人に囲まれている人間関係は、「めぞん一刻」と「ゆるめいつ」は共通項なのだと思います。また、お金がないのに宴会場面が多く、酒の存在が目立つのも類似項なのではないでしょうか。脱力系アニメというのは最近のアニメの風潮にもなってきましたが、「めぞん一刻」は脱力系アニメの先駆け的な存在であることを表しているように感じられます。また、短いアニメ本編のOVA作品なので、人間関係もゴチャゴチャさせず、シンプルに絞り込んでいるのも分かりやすくて良いのだと思います。登場人物は主人公を含め、四名で構成されています。その事実が、「ゆるめいつ」の脱力ほんわか路線を強調し...この感想を読む