刀語-かたながたりの評価
刀語-かたながたりについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が7件掲載中です。
各項目の評価分布
刀語-かたながたりの感想
西尾維新が書く、徒手空拳対剣士の大河ノベルのアニメ化
12本の完成形変体刀対徒手の主人公刀語は戯言シリーズ、物語シリーズで有名な西尾維新の作品であり、この作者の作品によくあるキャラクターのメタ発言や商魂がちらほら見られる物語である(ツイッターを匂わせる発言、シリーズになる発言、格闘ゲーム化を狙ったコマンドの考案など)。ちなみに別の西尾維新作品でも、キャラがメタ発言をすることは珍しくないようである(物語シリーズの忍野メメのアニメ化を匂わせる発言など)。刀語のストーリーを物凄く簡単に要約すると、12本存在する各方面ごとに特化した刀と、完全に徒手空拳の主人公が対決するという内容になる。物語のキモとなる戦闘描写は刀剣対刀剣ではなく、刀剣対素手である。この構想を聞いた知った時にはかなり面白いと感じたものだ、「素手で刀に勝つのか」、と。もっとも、後年になって実際の剣術や武術ではこういった前提は珍しくはなく、むしろ普遍的ということを知ったのだが…。ちな...この感想を読む