R-17のあらすじ・作品解説
『R-17』(アールじゅうなな)は、2001年4月12日~2001年6月28日まで毎週木曜日にテレビ朝日系列で放送されていたテレビドラマで、主演は中谷美紀が務め、全12話の平均視聴率9.0%のドラマである。当時社会問題となっていた援助交際や薬物など、高校生を取り巻く状況や高校生の意見を代弁したような内容から反響を呼んだ作品で、ももち麗子の「問題提起シリーズ」が原作となっている。 「世界のミフネ」こと三船敏郎の娘・三船美佳と、「世界のクロサワ」こと黒澤明の孫・黒澤優がそれぞれ生徒役で出演し、話題となった作品でもある。 主人公で、白泉女学院のスクールカウンセラー・森山芽美を主演の中谷美紀が演じ、共演者には白泉女学院の理科教師・松崎桜子を桃井かおり、白泉女学院の数学教師・乃木真也を田辺誠一、白泉女学院の理事長・矢沢聖司を西村雅彦、麻薬取締官・西本克彦を内藤剛志が演じている。 白泉女学院の生徒役には、三船美佳や黒澤優の他に、宮崎あおい・水川あさみ・栗山千明などが出演している。
R-17の評価
R-17の感想
女子高生のリアルが見える
人気女優のブレイク前が観れる!平均視聴率は9.0%と当時としては低視聴率で終わってしまった作品。しかし、生徒役がとても豪華です。まだ10代でブレイク前の栗山千秋・宮崎あおい・水川あさみ・三船美佳などが出演しており、初々しく、若さいっぱいの演技を披露しています。こんな豪華キャストのブレイク前を鑑賞できるドラマは、なかなか無いと思います。もう二度と観れない女優・黒澤優世界でも名を馳せる映画監督・黒澤明の孫で、元アイドルの林寛子の娘である黒澤優がこの作品のキーパーソンとして出演しています。彼女は一見、優等生で何も問題も無い女子高生に見えるけれど、実は希死念慮がとても強く、恋人になった教師役の田辺誠一を死に導く役を演じています。将来を期待されていた女優でしたが、デビュー当時から「20歳で引退して、専業主婦になる」と公言しており、見事にその夢を叶えました。今は3児の母として、幸せに暮らしているそ...この感想を読む