きみはペットのあらすじ・作品解説
きみはペットは2003年4月16日から2003年6月18日の期間、TBSにて放送されていた日本のテレビドラマである。 原作は掲載誌「Kiss」にて2000年から2005年まで連載されていたコミックが原作で、作者は小川彌生である。 原作のコミックは数カ国語に翻訳され、英語版、ドイツ版、フランス語版、イタリア語版が発売されている。 ドラマ版の主演は嵐の松本潤と小雪である。 小雪演じるキャリアウーマンの主人公の前に、段ボールで捨てられた状態で現れた、松本潤演じる青年との同居生活を通して展開されるラブコメディである。全10話で、ドラマ版には、原作には登場しないオリジナルの登場人物が多数出ていて、他にもヒロインの身長などが変更されている。平均視聴率は11.9%で、最高視聴率は9話の13.1%である。脚本は大森美香、主題歌はV6の「Darling」である。日本のドラマ版の他に、韓国では同名で2011年に映画版が作られ、主演はキム・ハヌルとチャン・グンソクが演じている。
きみはペットの評価
きみはペットの感想
さわやかエロスに癒されてみる?
◎原作に忠実この作品の原作は、小川彌生さん著書の少女漫画(同名)なんですが とても原作に忠実だなあ、という印象でした。私は先に原作を読んでいて原作自体もとても好きな作品だったんだけどその分やっぱ、そこらへん、キニナルじゃないですか。どうしても比較が入ってしまう。人間ってどうしても、先に情報が入ったものが基準になってしまう生き物だと思うし。そのあたり、この作品は脚本にブラボーとまずは言いたい。キャスティングも個人的にはバッチリ!! 小雪さんと松ジュン、サイコー!! いや実はこの作品、個人的にとてもとてもとても好きすぎて・・・今まで何回観たかな(笑)漫画もドラマも、セリフ言えるんじゃない?ってくらい、観まくったからなー。と、少々個人的感情が暴走しそうですがなんとか鎮めながら・・・続けます!!(笑)そう、モモのふわふわヘアスタイル、甘いマスク、無邪気とセクシーが同居したどこか危なげな繊細ボー...この感想を読む
武器用な一人の女性の成長を描く
当初、誰もがこのタイトルが斬新で、どんなドラマなんだろう、と興味がわいてくるでしょう…。私もその一人で、結局日本版と韓国版の二つを観てしまいました。ドラマの始めは、恋愛ドラマでよくありがちな、理想の男性と付き合いはじめて、やがて、想像した恋愛と現実の姿とのギャップに違和感や、悩みを抱えていきます。このドラマがいいところは、悩みを一人で抱え込まないで、第三者に相談していくところです。このドラマでは、心のカウセリングのクリニックに通って、随時アドバイスを受けています。主人公の女性は大手のキャリアウーマンで、仕事では頼りにされて有能ですが、融通が利かず、真面目すぎて、仕事以外の付き合いは一切しないといった、つまり、あまり人間付き合いが上手ではない、不器用な女性です。そういったところが視聴者の心をつかんだんだと思います。理想の男性との付き合いで、自分に本当にこの人が合っているのだろうか…、この...この感想を読む