青い花のあらすじ・作品解説
『青い花』は、志村貴子の同名漫画を制作/J.C.STAFF・監督/カサヰケンイチによってアニメ化した作品で、全11話が2009年7月から9月にかけてフジテレビの深夜アニメ枠「NOISE」で放送された。本作は、2009年に第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦作品に選ばれている。 このアニメは、鎌倉とその周辺の地域が舞台になっている。主人公は、女子高入学のためにかつて住んでいた鎌倉に戻ってきた長身の美少女・万城目ふみ。彼女は、付き合っていた従姉妹が突然結婚してしまったため、気持ちが沈んでいた。そんな時、通学中に小柄で明るい性格の幼馴染・奥平あきらと10年ぶりの再会を果たす。そして、その後万条目ふみは、在校生の人気を集める二学年上の先輩・杉本恭己と付き合い始めることになる。このアニメは、万城目ふみと奥平あきらを中心に、彼女たちが織り成す人間関係や女性同士の恋愛を描いている。
青い花の評価
青い花の感想
瑞々しい青春
この作品は女性同士の同性愛をとても美しく、瑞々しく取り扱ったものです。原作の美しいイラストを崩さず、キャラクターそれぞれの感情を話全体を通してよく表されていました。私はこの作品の中で杉本先輩が一番好きです。ノンケでありながら周りから求められる自分の像を崩さぬように王子様でい続ける。とてもリアルで魅力的なキャラクターだと思います。結果的に二人の女性を傷つけ泣かせてしまうことになるのですが、先輩自体が悪い人ではないため観ていてとても切なかったです。また、かっこいい杉本先輩が1人の女の子に戻る瞬間等もとても切なく、そして美しかったです。このアニメの魅力はストーリーやキャラクターに加え、美術や音楽にもあったと思います。オープニングもエンディングも歌詞が話にしっかり当てはまっており、ストーリーとリンクして毎回泣けました。挿入歌やBGMもストーリーをよく伝えるもので、とても良かったです。美術も光の加減...この感想を読む
珍アニメ化!
原作が好きで愛読していましたが、アニメ化されたという事で見てみました。アニメ化して失敗!こんな声じゃない…なんて思う事が多い漫画のアニメ化。青い花のアニメ化は個人的には合格です!ふみちゃんの声もあーちゃんの声もイメージ通りでした!!空気公団のOP曲も劇中曲もED曲も全て作品の雰囲気を壊していなくて良かったです。強いて言うなら…背景の絵のが気になったかな…雑に見える??ということくらい。純粋無垢な女の子達のお話なのに…妙にドキドキしてしまう恋愛事情。これから先の話も気になってしまいます!ここまでイメージ通りに実写化されたものも珍しいと思います!!
青い花の登場キャラクター
上田良子
よみがな:うえだりょうこ 性別:女性 国籍:日本 所属:藤が谷女学院高等部 性格:おっとりした性格 特徴:背が高い 趣味:登場人物になりきって読書するのが趣味 部活:図書部 卒業後:留学 性分:多少のことでは物怖じしない
井汲京子
よみがな:いくみきょうこ 血液型:AB型 身長:158cm 星座:山羊座 性別:女性 国籍:日本 所属:藤が谷女学院高等部 特徴:あきらの同級生 部活:演劇部 誕生日:12月22日
茂木美和
よみがな:もてぎみわ ニックネーム:モギー 身長:155cm 性別:女性 国籍:日本 所属:松岡女子高等学校 性格:おっとりした性格 特徴:ふみの同級生 部活:演劇部 髪:ふわふわしている