下町ロケット
下町ロケット。初めて題名を聞いたときは私が受けた印象と実際のストーリーとはかけ離れていました。下町の町工場が結束して小型ロケットを打ち上げるなんていうようなものだろうと思ってました。ところが事のスケールはもっと大きくすごく興味をひかれました。ドラマの流れはストーリー性はあるものの毎回次々と問題がおきて一話完結型のドラマであると思います。いつもハラハラドキドキですが’必ず難問にも答えがある’と主人公の佃製作所という会社はいろいろな苦難に立ち向かっていく姿勢には感動しました。しかし窮地に追い込まれてもいつも救世主が現れます。実際の会社経営ではそんなにうまくはいかないと思います。こんなことを言ってしまえば元もこうもありません。が、しかしそれが分かっていながら一話一話見入ってしまいます。私自身、もう何回見たやら分かりません。セリフを覚えちゃっているくらいですから。ロケットの次はガウディです。人工心臓弁。人の命にかかわるプロジェクトを立ち上げるのには驚かされました。これも研究開発をやめないという佃製作所のスタンス尽きると思います。しかしながらこのキャスティングはなかなかだと思います。小泉孝太郎をあれだけ悪者に仕上げたのですから。以前TVで見たのですが彼に来るファンからのメールに’嫌いになりそうです’なんてのが来たりしたそうです。しかしこのドラマを見て思うことですが人間やっぱり生きていく上で誠実さが一番大切なんだなと思いました。ドラマのようにはなかなかうまくはいかないけれど目標にしてもいいドラマだとおもいます。
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