観ていて楽しかった
私は、いつも殆どドラマは観ません。ドラマといえば恋愛系や青春系などが中心ですが、 この下町ロケットは少し違っている事を聞き、本気で観てしまいました。 私は、某製造メーカーに勤めています。ですのでこのドラマのように物造りの知識はよく知っているほうだと思います。だからこそ、このドラマの物造りに対する執着、こだわり、などが良く理解できます。会社の経営、利益追求だけでなく、技術者としてのプライド、意地がうまく描かれていると思います。ただ、実際夢を追いかける会社はたくさんありますが、採算の取れないチャレンジはしません。しっかり費用対効果を見て、経営陣がチャレンジするかしないか判断します。このドラマの話で言いますと、ロケットのバルブシステムは初めに特許を取得していた事もあり、積極的に進めるのは必然ですが、ガウディ計画は、いくら知人(元従業員)からの依頼であり、又その技術の可能性があっても、100%実施はあり得ないでしょう。ロケット生産の重工業と医療機器業界とでは180度業界が違います。製品の品質レベル(精度)、販売ルート、取引業者、ユーザー、業界ルール、道徳など全く異なり、異業種に参入などほぼ不可能です。 でもこのドラマはそれをやってしまった素晴らし会社ですね。最後に娘も一流大学を出て 帝国重工に入社していましたが、その後は凄腕彼氏を見つけ、婿養子となり、佃製作所に帰り、佃製作所の跡継ぎとなってほしいですね。
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