ケイゾクの感想/考察/ネタバレ

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ドラマレビュー数 1,147件

ケイゾク

4.504.50
映像
4.50
脚本
4.13
キャスト
4.38
音楽
4.38
演出
4.50
感想数
4
観た人
9

ケイゾクの感想一覧

ドラマ「ケイゾク」についての感想が4件掲載中です。実際にドラマを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

堤幸彦監督が認められたTBSの代表的ドラマ番組

コメディとシリアスのバランスが絶妙中谷美紀と渡部篤郎が主演の堤幸彦監督作品、と言えば「ケイゾク」だ。未だその人気は衰えることなく、ケイゾクのあとは「TRICK」「SPEC」「SICKS」と堤幸彦イズムを継承した作品に引き継がれていく。「事件が起こり、解決する」という、いわゆる一話完結の刑事もの、推理モノの作品ではあるが、過去の有名作品へのオマージュが強く、コメディ色も濃厚なのが見所だ。シリアスシーンとコメディシーンのバランスが良く、全体を通して完成度が高い。そのため、放送中はあまり視聴率に繋がらなかったものの、終了後に人気が爆発し、特別編、映画化、と続いた稀有なドラマ作品である。ちなみに、映画版のラストでは次回作の予告を思わせる演出もあったが(中谷美紀がウエディング姿で登場する)実際は続編に続かなかった。ファンの間では、未だに続編を待ちわびる声も上がっている。オープニング映像と曲に注目ケイゾクで注目...この感想を読む

4.54.5
  • おいしい玉子おいしい玉子
  • 796view
  • 3135文字

心臓が息の根を止めるまで、真実を求めてひた走れ

堤幸彦監督作品の中で一番衝撃的でした!!「ケイゾク」を視聴した感想です。ケイゾクは、池袋ウエストゲートパークやトリックシリーズでお馴染みの、堤幸彦監督が1999年に手掛けた作品です。今から20年程前の作品なのに、今見ても全く古いと思わないですし、この作品の完成度を超えてくるドラマは、20年経った今でもなかなか無いだろうと思ってしまいます。演出、キャスト、音楽、脚本、全てがすごいと思います。一話一話の内容が濃いですし、ずっと緊張感があると思います。同監督の「トリック」を初めて観たときにも感じたのですが、「初めて観る世界、どこにもない世界」を見せられている感動や興奮が、ケイゾクを観ていても感じられます。こんなドラマは後にも先にもないでしょう。現在、ケイゾクの後続の作品として、「スペック」、「シックス」をケイゾクと同じスタッフで制作していますが、どれもケイゾクを超えた完成度には至らないと思います。そ...この感想を読む

5.05.0
  • naonao
  • 362view
  • 2019文字

怖いドラマでした。

覚えているのは、小学生くらいのときのドラマで、子供ながらに「怖い」と感じっぱなしの1時間ドラマでした。もはやホラーではないかと思うくらいで、トラウマになったり、夢に出てこないか、本当に怖かったのを覚えています。ドラマの中の警察部署でのやり取りも、あとになって観返すと面白いやり取りをしてるんだけど、そんなことまったく理解できず、怖い場面だけが鮮明に残ったドラマでした。20歳くらいになってから、もう一度観なおしてみました。すると、すごく奥が深いドラマ。いや、まだわからないところもあると思うくらい、深いドラマだと思います。どこかのレビューでも書かせていただきましたが、点と点がつながって線になるドラマ、ケイゾクもそのひとつのドラマだと思います。ただの狂気ではない、ただの殺人ではない、ただの事件ではない。最後の最後までつながっているドラマなんだ、と。その最後は、SPECという新たなドラマにつながっ...この感想を読む

5.05.0
  • ともよんともよん
  • 2743view
  • 791文字

なかなかいい作品

堤幸彦監督作品はやはり安心できると思う。配役のセンスは抜群だろう。主演の中谷美紀や渡部篤郎のチョイスはパーフェクト!二人とも長時間眺めていて「つらくない」のだ。ここに下手に主演にアイドルなんて起用されたらストーリーや脚本が良いのに演技力で大きなマイナスがつくだろう。本当に昨今の中途半端なアイドル起用作品に比べたら雲泥の差である。さて、この作品の一番の魅力を考えるとケイゾクサーガと呼ばれる様なケイゾクしてみたくなる脚本にあるだろう。主人公のキャラクターがガサツかつ天才なまるで女性とは思え無い様なキャラクターで、ここに愛着を沸いてしまう所以がある。想像しやすいのだ。多くの女性主人公のイメージは綺麗かつ華やかという物が多いのだが、この作品の主人公はその真逆を行っている。地味でガサツ。しかし、それがむしろ魅力として輝いているのだ。図書館司書のイメージという事らしいが、その地味さと捜査を紐解く姿...この感想を読む

3.53.5
  • ずーみんずーみん
  • 131view
  • 509文字

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