Daysのあらすじ・作品解説
Daysは、1998年1月12日から3月23日にかけてCX系列にて放送された全10回の新成人をテーマにしたテレビドラマで、夢を叶えるために東京でひたむきに生きる20歳の若者6人の恋模様と友情を描いている青春ラブストーリーである。 脚本:大石静、音楽:TOO YOUNG、主題歌:奥田民生「さすらい」、演出:中江功・武内英樹・水田成英、プロデュース:小林義和が担当した。 キャスティングは、矢部鉄哉:長瀬智也、松本壮太:金子賢、君島潤:小橋賢児、江崎まゆみ:中谷美紀、池内菜々子:菅野美穂、木村一子:MIKI、竹内百合子:吉野紗香、草間郁子:岡本麗、戸田:不破万作、富樫:加藤善博、辻茅野:山咲千里、竹内克彦:橋爪功、木村多江、室田日出男が起用された。Daysの平均視聴率は19.5%を獲得している。 VHSには未公開シーンを含むディレクターズ・カット版として1998年6月20日にフジテレビジョンより販売された。
Daysの評価
Daysの感想
”大人”への憧れ
このドラマが放映されていた頃私は小学校高学年でした。当時の私には、物語はとても大人の世界のことのように思え、自分も大人になったらこんなキラキラした生活を送るものだと思っていました。今思うと、決して大人なキラキラした憧れの対象になるようなものではなく、当時の同世代の人たちの等身大の悩みや葛藤などを泥臭く、青臭く描いた作品だったのだと思います。特に中谷美紀演じるまゆみと、菅野美穂演じる奈々子の関係は、あの年齢の女性同士ではよくある感じだと思います。女性として魅力のあるまゆみの存在に嫉妬し警戒する奈々子、そしてやはりまゆみに惹かれてしまう長瀬智也演じる鉄哉。よくある展開と思いつつ、若い男女の仲間内って、こんなもんだよな・・・と、今では微笑ましく、懐かしく感じます。物語は日々の日常の中で、様々な事件が起こっていくという展開で、ストーリーに意外性はないのですが、登場人物一人一人の人生がきちんと描...この感想を読む