ムシウタのあらすじ・作品解説
ムシウタは角川スニーカー文庫から刊行された岩井恭平のライトノベルを原作としたテレビアニメである。制作はZEXCS、監督は酒井和夫で、2007年7月5日から10月4日にかけてWOWOWにて全12話が放送された。人間に寄生して超常的な力をもたらす”虫”と呼ばれる怪物に寄生された「虫憑き」を処理する「特別環境保全事務局」に所属する主人公、薬屋大助の活躍を描いた作品である。群像劇であり、主人公以外の視点によるストーリーも描かれた。展開やキャラクターにはアニメオリジナルの要素も存在する。エンディングテーマは佐藤ひろ美の歌う「サヨナラ」である。 月刊少年エースには2007年5月号から12月号にかけて水清十朗による漫画が連載され、単行本は全2巻が刊行された。 原作小説は2014年5月に完結しており、全15巻の本編と全1巻の中編が存在する。また、ザ・スニーカーには短編の「ムシウタbug」が連載され、全8巻が刊行された。