チャグムのプロフィール
| 本名 | チャグム |
|---|---|
| よみがな | ちゃぐむ |
| 年齢(作品時) | 11歳 |
| 性別 | 男 |
| 国籍 | 新ヨゴ皇国 |
| 所属 | 第二皇子→第一皇子 |
| 性格 | 気骨のあり賢い |
| 特徴 | ナユグが見える |
| 特技 | 呪術を少しだけ |
| 物語上での目的 | 自身の命を守り、精霊の卵を無事に孵すこと |
| 家族 | 異母の弟妹 |
精霊の守り人の感想
その世界観に引き込まれ、読み終えるまで本を閉じることができない
バルサの孤独な闘いにつらくなるのに目が離せない川を流される人を見過ごせなかったバルサは自ら川に入り流されていた者を助けたが、それがすべての始まりだった。人助けをしたに過ぎないバルサであったが、まるで罪を犯したもののように取り囲まれ、捕らえられてしまう。ただの通りすがりのつもりがそうはいかなっかった。気がついた場所は暗い牢の中であり、身動きできない状態であった。少なからず拷問を受けて助けた理由を探られるバルサだったがものともせず死を覚悟しているようにも思えた。初めて登場したときからこのバルサという人物はただ孤独で、しかしその運命を受け入れてひたむきにしたたかに生きているように思えた。それまでの人生でいったい何があったのか、誰も信じない、自分の力で生き抜くこと以外は何も信じない。そんな人物の力強さと秘められた苦しみのようなものを感じながら目が離せない気持ちで読み進めていた。ひっそりと生きて...この感想を読む




