中岡元 - はだしのゲンのキャラクター

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漫画レビュー数 3,135件

はだしのゲン

4.004.00
画力
4.50
ストーリー
4.00
キャラクター
4.00
設定
3.50
演出
4.00
感想数
1
読んだ人
2

中岡元のプロフィール

本名中岡元
よみがななかおか げん
ニックネーム「ゲン」
性別男性
所属中岡家の第四子・三男
性格お調子者だが、根は真面目な性格。
価値観思想は戦時中の父親の強い影響および戦争直後における悲惨な体験から、軍国主義や天皇制をその元凶と信じている。戦争を憎んでいるために、戦争を美化したりする者に対しては厳しく、大人に対しても鉄拳制裁を加える事がある。アメリカに対しても原爆投下以外に進駐軍兵士の横暴さや被爆者を食い物にする組織を目撃した影響などから快く思っていないが、被爆死したアメリカ兵の捕虜に対しては哀れむ様子も見せている。一方、父親の影響と朴との交流で、当時差別の対象となっていた朝鮮人に対しては蔑視が無い。
特技絵画と浪曲と読経
物語上での目的原爆で父・姉・弟を亡くしながらもたくましく生きていく。
初恋の相手中尾光子
尊敬する相手両親。そのため、母君江が亡くなった時には、彼女の遺体を持ってマッカーサー元帥や昭和天皇の下へ行き、広島へ原爆を投下したことを非難しに行こうとする程だった。父母は死後も回想シーンに幾度か登場しており、その言葉により励まされ成長していく。

はだしのゲンの感想

はだしのゲン~中沢啓治~

自らが経験した実体験を元に、戦争と原爆の悲惨さを訴える中沢啓治氏の代表作です。物語の序盤に原爆が投下され、以降は戦後の日本を生きるゲンたちの姿が描かれていますが、これは戦争や原爆そのものだけでなく、それらが戦後の世界にどのような影響や苦しみを残したかを強調するものとなっています。生き残ったにも関わらず原爆の後遺症で苦しむ人、戦場で負った心身の後遺症から真面な社会復帰が妨げられている人、親兄弟をすべて失い犯罪に手を染めてまで生き抜く浮浪児の存在によって、戦争はそれに関わる全ての人を不幸にするというメッセージを常に伝え続けています。現在も安保法制や憲法改正の議論が各所で続けられていますが、戦争そのものだけでなく、戦争が戦後の世界に何をもたらすかまでを考えて議論している人がどれほどいるでしょうか。また、ゲンや隆太ら主要人物が綺麗な女性に目がなかったり、時折ふざけた描写が描かれているのは、「子...この感想を読む

4.04.0
  • blass007blass007
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  • 577文字

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