阿波野幸助 - くちづけのキャラクター

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映画レビュー数 5,784件

くちづけ

4.004.00
映像
5.00
脚本
4.00
キャスト
5.00
音楽
4.50
演出
3.50
感想数
1
観た人
1

阿波野幸助のプロフィール

本名阿波野幸助
よみがなあわのこうすけ
ニックネーム愛情いっぽん
性別男性
住まいひまわり荘
所属ひまわり荘での住み込み
特徴住み込み後、病気が発覚する
価値観マコが全て。マコのために生きている。
職業漫画家
家族阿波野マコ
人生妻を亡くし、マコを男手一人で育てる

くちづけの他の登場キャラクター

くちづけの感想

全ての悪は、善の果てにあるのかもしれない。

こんなにも優しくて、こんなにも残酷な事があっていいのだろうかと、正直胸くそが悪くなりました。けれど私が感じたこの胸くその悪さは、私たちが絶対に感じておくべき真実なんだと思いました。竹中直人さん演じる父”いっぽん”が余命宣告され、もう自分が知的障害のある娘をこれ以上守り続ける事が出来ないと分かった時、最終的に下した決断が『娘を殺める事』だったのは、やはり知的障害者とその家族の問題は、その家族でしか解決できない悲しい世の中だからなんだと思い知らされました。自分が守っていかなければ、このまま娘が浮浪者になったり、性犯罪の被害者や罪を被せられた犯罪者として心無い人たちの餌食にされる可能性があると分かっていたら、私でも我が子を一人この世に残していく事は出来ません。子どもへの最大の愛の果てにあるものが子どもを殺す事だなんて、こんな悲しい現実はあってはならないはずなのに、”いっぽん”の決断を悪と言い...この感想を読む

4.04.0
  • フーコフーコ
  • 120view
  • 521文字

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