苦しくてなかなか最後まで観れない映画・・・ - 火垂るの墓の感想

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火垂るの墓

4.654.65
映像
4.65
脚本
4.59
キャスト
4.53
音楽
4.53
演出
4.50
感想数
17
観た人
28

苦しくてなかなか最後まで観れない映画・・・

5.05.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
-

名作ということには間違いないです。  一番初めに観たのが、多分中学生だったと思いますが、クラスで観てとにかく涙を流すのをこら過ぎてあまりにも苦しかったことを覚えています。  兄妹が、戦争孤児となり最後は二人きりで一生懸命暮らすわけですが、だんだんと食べ物もなくなり、弱っていくわけですよね。  もっとうまく生きていける人もいると思うんですけど、この二人はあまりにも純粋すぎたのだと思います。  ベタですが、この映画を観ると自分自身がどれだけ恵まれてて幸せなのかを感じます。  そんな、教訓プンプンな映画ではありませんが、やはり人として日本人としてこの映画を観て、何かを感じなければいけない、そう思うのです。  一生に何度も観れる映画ではないですね。名前を聞くだけで「ドーン」と落ち込むくらい、  暗くて重い映画です。  でも、たとえば自分の子どもたちにも見せなければならない映画だと思います。  ただ・・・、観た後ドロップを買いに行ったことは言うまでもありません。

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改めて思う戦争の恐ろしさ

戦争の苦しみ、怖さは経験したひとにしか分からない戦争時代の話です。とても悲しい気持ちになる話ですので、戦争時代の嫌な思い出がある方には勧められない厳しい作品です。最初は、普通に生活を送っていた日本でした。突然、悲劇が起こります。悲劇とは、戦争のことです。現代人には理解し難い問題です。理解していると言っても本当の苦しさは、実際に体験した方にしか分からないと私は思います。アニメの中でその辛さを表現しようとしてみても、視聴者に伝わるものは悲しい気持ち、大変だったんだという同情心が主に伝わり、本当の怖さや辛さが理解されるわけではないと私は思います。戦争を経験した人は、涙を流しながら語り始めます。それ程、暗く、強く、熱く、、色々な心情が頭の中をよぎるのでしょう。そんな大変な経験をした方に、大変でしたね、辛いですね、と言ったところで、それは失礼ではないかと感じてしまいます。戦争は、恐ろしいです。だ...この感想を読む

4.54.5
  • りかりか
  • 301view
  • 2036文字
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