今一つ物足りない感が拭えない
昔、ブルック・シールズの同名映画がありましたが、それは男装してラリーに出場する話でなんとラジー賞を獲得した映画ですが、マシュー・マコノヒー出演のこの作品は、冒険小説が元になっています。 主人公のマシュー・マコノヒーは、沈没した潜水艦を引き揚げるアメリカの国家公務員ですが、トレジャーハンターとしても活躍している。 ある日、南北戦争中に沈没した戦艦がサハラ砂漠にあると断定した主人公が、仲間を引き連れてナイジェリアの沿岸部からサハラ砂漠に行こうとしたところ、現地では謎の奇病が流行していた。その奇病は沈没した潜水艦と関連があり、同時に大きな陰謀があったのだ・・・・・・。 冒険あり、アクションあり、ラブロマンスありのハリウッドらしい娯楽作ですが、なぜか物足りない感じがしてモヤモヤしました。 ヒロインのペネロペ・クルスは美しいけど、なんか無理矢理登場させた感じがしてなじめない感じがしました。イメージを変えるためかもしれませんが、オール・アバウト・マイマザーで見せた全てを受け入れたどこか達観したシスターのイメージが強く、娯楽作よりはもっとストーリー性の高い作品に出演する方が似合うと思いました。 作品としては悪くないけど、ヒロインがもっと思いきった役回りができる女優の方が良かったです。
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