ダメすぎる関係、ダメすぎる愛。
ジェレミー・アイアンズ演じるやさ男が、息子の恋人に惹かれ、どっぷり情愛にひたってしまう。 どちらも相手を手放すことができず、ふたりの関係は、破滅へと向かっていく…。 公開当時、日本でもちょっとした話題になった、かなりエロ〜い映画です。 といっても、AVみたいなエロさを期待したら大ハズレです。 直接的なエロでなく、もわ〜っとたちのぼるようなエロです。 ジュリエット・ビノシュは今となってはいい母さん的な役柄が板についてきましたが、この映画の中では圧倒的なファム・ファタルを演じています。 妖艶な魅力がある、とかじゃないところが、むしろ「怖い」です。 これにメロメロになるジェレミー・アイアンズが、まぁ〜ダメ男で。 これでもか!とどんどんダメになっていく展開に、見てるこちら側がダメージを受けてしまうという(笑) 「いい話」で終わらない、ある意味フランス映画の王道かも?な映画でした。
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