ご都合主義のアニメ
- 都合の良い悪役“ドアクダー”
あるネットでは、ワタルを“都合の良い進行役”と書かれていました。自分もその通りだと思いました。ワタルは、虎王(実は翔龍子)がドアクダーの息子だと分かっても、それに臆する事なく立ち向かっていきました。只、自分としては虎王の様に苦悩したり悩んだりしてほしかったです。それに、失敗を犯した部下達を殺してしまうドアクダーのやり方が幼稚に見えます。更に、虎王までも手に掛けてしまい、ワタル達の怒りを買ってしまったドアクダーは「バカ」としか言いようがありません。虎王を上手く利用した方が話の流れとしては面白かったような気がします。
自分的には、ドアクダーのやり方はワタルにとっては都合の良い展開になってたので、もう少しアレンジした方が良かったような気がします。後は、ドアクダーは、幻龍斎のような美形の紳士キャラにし、尚かつ、ギャグを取り入れつつも、もう少し殺伐とした雰囲気を出した方が良かったです。
- ヒミコのキャラクター像
ワタルのヒロインであるヒミコについてなのだが、ヒミコのスチャラカな性格は、観ているコッチとしては面白かったのだが、只、どんな状況下でも物怖じしなかったのはいただけない。どうせなら、ヒミコを震え上がらせるような悪役キャラを登場させた方が、話の展開としてはあった方が良かったのでは…
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)