七つの大罪 哲学 - 七つの大罪の感想

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七つの大罪

4.504.50
画力
4.88
ストーリー
4.38
キャラクター
4.25
設定
4.25
演出
4.38
感想数
4
読んだ人
6

七つの大罪 哲学

3.53.5
画力
5.0
ストーリー
3.0
キャラクター
3.0
設定
3.0
演出
4.0

目次

七つの大罪モンスト

この物語は少年が少女の願いを聞きと届けて、王国を救う物語だ。少年の伝説物語といえばこのような物語を想像してしまう典型とも言える。それぐらい、ぴったりとも言うべき典型作品なのだ。しかし、内容、物語構成とも理解しやすく、コメディな部分もたくさん出てくるので見ていてハラハラするし、おもしろい。ただ、まさかの聖騎士が敵だというのは最初はおどろいたが。ただ、聖騎士にもいろいろいてメリオダスたちの敵もたくさんいるが、ギルのような仲間もいる。ギルの強さも七つの大罪と同じくらい強い。最初の解説だけを聞けば最低のやつか、なにかの大罪をおかしたものたちだと思っていたが、そんなことはなかった。大罪を犯したものたち自身が主人公たちであり、物語の中心だ。

キャラクター解説

メリオダスはとにかくエロ親父だ。とにかくおもしろいし、エリザベスとのやりとりもお笑いを見ているようだ。エリザベスがピンチの時は必ず助けてくれる王子様キャラなのだが、セクハラがひどい。たしかに子供には理解しやすいのだが、そこの部分は教育に関してはよくない。そこをおおめに見れば、内容、キャラ設定ともにしっかりしていて、よい。彼のフルカウンンターという能力も彼にあっていて、最強キャラだ。さすがは団長だ。物語の最初のほうから聖騎士見習いをぼこぼこにしてふっと飛ばすところは見ていて痛快だ。ヘンドリクセンとの戦いも、見ていてハラハラするだろう。魔人の力はすさまじいことが分かる。というか、魔人モードのメリオダスは強すぎて笑えない。チートレベルだ。人差し指と親指だけで、雷の剣を受け止めるほどやばい。ギルとの戦いでこの能力が発揮される。ギルも強いが、実際にメリオダスに攻撃がまともにあたってもダメージが全然ないので、チートレベルではない。この物語では絶対に負けなそうなキャラナンバーワンだ。ディアンヌはメリオダス大好きで、情熱的パワータイプだ。私が思うに彼女が神器を持ったとき一番強いのではないかと思うほど能力がせこい。まあ、地震おこして殺しまくれば誰も勝てないですから。キングは変身が最高におもしろい。神器もちゃんと持っていて強い。あの槍の技は強くかっこいい。妖精との戦いは迫力があって圧倒しているところがすごい。デザスターの技もかっこいい、太ったモードキングはかっこ悪いが。ただ、彼の戦いは感動を呼ぶ。妹エレインとの話は泣ける。バンとのやりとりでそれがわかる。バンは戦い大好きで、最初はうるさいキャラだと思っていたが、実は団長にまけじと強い。エレインとキング、そしてバンとの関係は複雑だが、友達になれば強い絆が生まれることは間違いない。バンはほんとうは両方とも大好きなはずだから。あと、キングとディアンヌの関係はほんとうに気になるところだ。ディアンヌがメリオダス大好きなのは見ていて、分かるし、キングがディアンヌ大好きなのもすぐに分かる。ではディアンヌはキングをどのように考えているのか。そこは読者が知りたいと思うところだ。さて、まだまだ謎なのが、マーリンだ。この人は魔法が最強に強い。最初はアーサーと出現するのだが、フードをかぶっていて誰か分からなかった。ただ、豚ちゃんがいうとおり、戦闘力は高いのは確かだ。ドラゴンボールのスカウターのようなものが出てきて、それで計ることができる。

他の物語と比べて

この物語は子供も大人も楽しめるが、より子供によりそった作品だといえる。内容、能力、発言も子供のような発言で、理解しやすいものになっている。おもいっきり少年漫画なので、男性向けである。セクハラシーンはぶっちゃけいらないと思う。ただ、エリザベスファンはたくさんいるに違いない。まだまだ、潜在能力をもっていそうなので、今後も注目だ。ヒロインとしては頼りなく、よわそうだが、よくある回復能力最強キャラなのだ。他の物語でもそうだが、ヒロインをサポート役として、活躍しているものは多い。ただ、彼女はいなくてはならない存在であり、メリオダスチームに暖かさをもたらしてくれる存在なのだ。目の力が安らぎをあたえ、圧倒的な回復術でみんなをバックアップしている。ある意味、この物語の中では最強キャラの一人なのかもしれない。残飯隊長とのタッグは見ていておもしろいし、癒される。

この物語で謎なのが、あまりにも聖騎士が弱いということだ、あまりにも雑魚キャラになっている場合が多い。なぜだろうか。もちろん七つの大罪たちが強すぎるのは分かるが、あまりにも設定が虫といっていいほど雑魚キャラになっているので、もうちょっと強そうなやつをたくさん出してほしいという希望はある。ただ、あまりにも強すぎても戦闘がめちゃくちゃになるので、バランスが重要だ。

アニメ版に関しても映像がよく、見やすいものになっていて。やはり、基本となる表現しっかりとされているからだろう。総じて絵は細かくて、心理描写もしっかりされているので、見ていてすごくきれいだ。

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