キャラクター分析とストーリー構成について
キャラクター分析
リクオだがほんとうに二重人格を持っている人のようだ。普通の人間であるときはいじめれっこのかわいい少年にしか見えない。気持ちはやさしく、ほんわかした癒し系だ。だが、友達に関しての友情が強いは分かる。友達がさらわれたときも一番にでていきたすけようとするところはリクオの人間バージョンの長所だ。逆に怪物バージョンはもう怖いものなしだ。さすが、怪物ヤクザといったかんじである。人間のリクオとは違って、臆病ではない。おもいっきり堂々としていて、けんか好きだ。友達思いなのは人間バージョンと同じだが、漂わせてる空気が違いすぎる。というか怪物バージョンのさがヤクザどころではない。しかし、女性に関してはレディーファーストを重視しているように思える。友達が倒れ ても、しっかりと運んであげるところは女性人気が取れるだろう。リクオがこうであるからなのか、おじいさんのぬらりひょんも気が荒いし、けんす大好きだ。しかしながら、孫思いで熱い、家来たちも大切に思っている。ぬら組み自体の今後の心配もかなりしていることからもそれが分かる。また、ぬらりひょんという怪物の本質を一番理解しているのはこのおじいちゃんだ。姿を見せなくする術や、切ってもそれはまやかしにする術を持っている。「めいきょうしすい」という術はきれいですばらしい。リクオに対しての技の教え方のヒントもしっかりやっており、その期待にリクオはしっかりとこたえている。彼を支えている雪オンナたちもまた、独特のキャラクターをしている。雪オンナのつららはリ クオ愛が計り知れないし、おそらく一番かわいいキャラクターで好感がもてる。誰よりもリクオを心配し、リクオを守る姿はリクオのお姉さんのようだ。アオタボウはお兄さんといった感じだ。力自慢はすごい。千年魔境でもこの二人はクビナシたちとともにしっかりとリクオのサポートをしてくれている。この第二シリーズではゆらの活躍も忘れてはいけない。非常に負けず嫌いで、かわいい京都娘といった感じだ。非常に分かりやすい性格で、なんだかんだ兄が大好きという少女だ。そんな彼女の陰陽師という職種は昔には存在し、日本でも古くから宮廷に仕えていて政権に大きな影響を及ぼしていた。敵キャラであるアベノセイメイを例にあげれば陰陽師が昔の日本でも陰陽師という職業が有名であったことが分かるだ ろう。
陰陽師を分析する
陰陽師が昔から存在していたことは先ほど申し上げたとおりだが、幽霊というもの自体を除霊すること自体を仕事としていたのかはさだかではない。陰陽師は霊を除いたり、見えたりしていたのかは分からない。だが昔から信じている人がいることも、占いとしても陰陽師術が使われていたことは事実だ。今でも占いをやっている人は多い。手相や水晶といったものを使って占っている人がそうだ。統計学でも自分が生まれ時の正座、季節、曜日で大体の性格の傾向を読み取るというものがある。このような研究があることからも日本が人の性格、その人の中身自体や今後の未来を読もうとすることが潜在的に日本人はすきなのかもしれない。前回に比べも今回は陰陽師の力がかなり活躍するため、陰陽師につ いて興味を持った。
ストーリー分析
この第二シリーズでは今まで戦っていなかったたくさんの人物が活躍する。やっと、本家の陰陽師も活躍したかといった感じだ。ぬら陣営は今まではおじいちゃんに仕えていた人は戦いには参加しこなかったが今回ではかなり活躍する。特におじいちゃんがキツネに立ち向かう姿はほんとうにかっこいい。そこに補佐役としているカラスマテングも強い。ただ、ストーリーの設定上、ボスが強すぎるのではないかと思う。ツチグモにしても切られて死なないのはおかしい。キツネも結局やられかたがいまいちだ。もっともアベノセイメイが強すぎ話にならない。あれでは「いつ死ぬのだ」と突っ込みを入れたくなる。逆に陰陽師たちをもっと強くしてほしかったと思う。もう主役はぬらちゃんでよかったのでは ないかと思うほどだ。それだけ登場していて内容の大半を占めている。昔からの陰陽師の家のことから現在までの説明がかなり長いことからも、第二シリーズでは陰陽師にストーリーの軸を置いている気がしてならない。また、陰陽師が格ところの守りをしているようだが、彼らは弱すぎる。簡単にキツネに倒されているには疑問をもつ。実際リクオはパワーアップしたとはいえ、そこまで怪物としては強くはない。ギュウキにはまだ剣術はおよばないだろう。もう少しパワーバランスを考えて物語り構成を考えてほしかったと思う。第一シリーズはとてもユニークな内容でおもしろかった。内容が続くにつれてパワーの設定とポジションが崩れてきていることがストーリーに深みがなくなった理由だと分析する。深 みをますにはやはり、格キャラクターの能力をどれくらい強くするのかにかかってくると私は考える。
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