まほらば Heartful daysのあらすじ/作品解説

まほらば Heartful daysのあらすじ・作品解説

「まほらばＨｅａｒｔｆｕｌｄａｙｓ」は２００５年１月９日から同年６月２６日まで放送された日本のアニメーション作品である。全２６話。「月刊ガンガンＷＩＮＧ」で連載されていた小島あきらによる「まほらば」という漫画が原作になっている。もともと絵本作家を目指していた白鳥隆士は「鳴滝荘」というアパートに住むことになったが、そのアパートには変わり者が大勢住んでいたのだった。アパートの管理人をしているのは隆士のはとこである蒼葉梢。そして梢の大の親友である茶ノ畑珠実、マイペースな桃乃恵、腕人形のジョニーと暮らす灰原由紀夫。だが一番の問題は梢であり、なんとショックを受けると違う人格に「変身」してしまう。原作では解離性同一性障害によって人格が変わる設定であったが、アニメではそのことについては触れられていない。隆士は梢をはじめとした他の住民や仲間に振り回されながらも楽しい生活を送ってゆく。本アニメは台湾でも放送された。

まほらば Heartful daysの評価

総合評価: 5.005.00; (1件)

映像: 5.005.00

ストーリー: 5.005.00

キャラクター: 5.005.00

声優: 5.005.00

音楽: 5.005.00

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まほらば Heartful daysの感想

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ほのぼのであり、しっかりとしたメッセージ性の強い作品

まほらばは本当にいい作品です。まずは主人公は絵本作家をめざす純粋だけどちょっと抜けている少年で、物語がベースの絵本調の1つの作品が全話に少しずつ散りばめられており、全ての話を見ることで1つの作品として完成します。キャラクターの個性がかなり強く、明るくポップな作品かと思いきや全てのキャラクターに暗い過去とトラウマがあります。1話完結の面白系の話の中で少しずつ各キャラクターの様々な面が見えてくる様は非常によく構成されていると思います。また、ヒロインである大家さんはショックを受けるごとに性格が変わってしまう多重人格で、更なる個性のキャラたちに変貌します。そのドタバタ感も楽しめる、かなりの良作だと思います。

5.05.0