キャラクター描写 - ナイト ミュージアム2の感想

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キャラクター描写

4.54.5
映像
4.5
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
5.0

目次

さまざさまな歴史キャラ

ほんとうにこの映画は表現とキャラ設定が神です。たくさんの歴史の登場人物を使い、そこからストリーを進めていく。そこがこの映画の特徴で、特に敵キャラがすばらしい。武器が古いもの、新しいもの歴史のとおりです。原始時代などはご想像の通りです。歴史の中では教科書である人たちを出しています。しかも、特徴がしっかりとしていて、内容も分かりやすいです。しかも、なぜかアル・カポネが白黒というすばらしさ、時代を感じさせてくれます。あと、カームンラーのエジプトを感じさせてくれる格好と武器、イメージどおりです。味方の役ですが、 エイミー・アダムスもクールでいいです。アドベンチャーをいかにも大好きな女性を演じていて、感動しました。アメリアはこの映画に絶対といっていいほど重要なキャラクターで、彼女が飛行機を運転しなければ、ラリーは動けません。また、この映画のすばらしいのがさまざなものをキャラクターとして使うところ。考える人やリンカーン、そしてアイン・シュタイン、まさか彼らが出てくるとは思いませんでした。このようなところはこの映画の独自性とよさだと思います。しかも、なぜか知らないけど、スターウォーズのキャラまで、もう、なんでもありだと思いました。

現実感がある

この映画でもうひとつすばらしいと思ったのは現実感を感じさせてくれるところです。この映画はとてもプラグマチックに人物を撮影していると思うので、そこは尊敬します。現実感に加えて音楽がそのシーンにあっていて、音楽を聴くだけでもシーンをそうぞうできちゃいます。また、動くのが夜だけというところ、設定がすばらしいです。飛行機が飛んでいるときの夜の博物館は最高でした。

見事な撮影法

この映画で目立ったのはやはりこれだと思います。小さいキャラクターから大きいキャラクターまで実際的に映し出し、キャラクターとして映し出しています。この方法をとることで、人間が小さいものと話すとき、また大きいものと話すときに現実感を出してくれます。そうすることで、銅像や人形が現実の人物といっていいほどに話したり、ロケットを打ち上げたり、たこが人を殴ったりしています。実際的な撮影方法と、キャラクター同士の距離感は完璧だと思います。人形と話すには顔の位置、撮影場所、カメラの位置、照明、すべて必要になります。また、音楽もすばらしい。キスシーンにまさかのタイタニック音楽、ナイスです。音楽が作り出す、銅像とのコラボ、すばらしいです。

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