最高の漫画 - 学園アリスの感想

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学園アリス

5.005.00
画力
4.50
ストーリー
4.75
キャラクター
5.00
設定
5.00
演出
4.50
感想数
2
読んだ人
4

最高の漫画

5.05.0
画力
5.0
ストーリー
4.5
キャラクター
5.0
設定
5.0
演出
4.0

目次

キャラクターが素晴らしい

この漫画には非常に多くのキャラクターが存在しているが、誰一人として個性がかぶることなく一人一人が確立している。

特に、私がオススメしたいのは主要キャラクターの日向棗と乃木流架だ。何と言ってもこの二人が素晴らしい。まずはそのルックス。一方は東洋美、そしてもう一方は西洋美。黒髪と金髪のコントラスト。好みが分かれる第一がまずはこの二人であろう。そして次に性格。初めの頃は二人とも似たような性格であるが、話が進むにつれ、二人の本当の性格が露わになってくる。恋愛ドラマでよくある図ではあると思うが、一方が冷たいようで実は人をよく見てさりげない優しさを持っている、そしてもう一方は癒し系であり心の底からの優しさを持っているような感じだ。

この対照的な二人の友情はまさに感動ものであり、この物語の一つの楽しみでもあろう。

もちろんこの二人だけではなく、女主人公やその友達、そしてクラスメートに教師、様々なキャラクターに目を向けてみるとすごく面白い。

四角関係の恋愛模様

基本的に学園ドラマで恋愛要素は少ない。しかし、随所随所に入ってくる恋愛要素は非常に面白い。そしてまた、三角関係ならぬ四角関係になっている。

しかし、これは三角関係と見る人もいるかもしれない。

また、四角関係にもかかわらず、ドロドロとしないところがまたいい。お互いがお互いを思って必要以上に誰かを傷つけることがない。一人一人が好きな人(友達も含む)のことを考えて、そしてそれが最終話まで続く。

思わず羨ましくなってしまうほどの人間関係だ。

複雑になっていくストーリー

始めは単なるファンタジー要素の入った学園アニメだと思うだろう。

しかい話が進むにつれ登場人物が増え、ストーリーは深く深くに進んでいく。もはや学園ではなく、アリスという能力を持つものの戦いだ。

それぞれがアリスという能力に誇りを持ったり苦しんだり、その心理描写がうまく描かれている。とくに、それで苦しむものたちの姿にはもはや同情さえ覚える。

漫画を読み始めた当初は、非現実的なアリスという能力に羨ましさを覚えるが、読みすすめていくうちに選ばれたものの葛藤や苦悩が伝わってきて、楽しいという感情だけでなくなにか考えさせられる漫画となっている。

始めは楽しさ、進むにつれどんどんと暗くなっていきます。

登場人物が多いにもかかわらず、混乱しません。

一人一人の登場人物に作者の愛を感じます。

大人も読んで楽しめると思います。

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他のレビュアーの感想・評価

もしもアリスがあったなら

「アリス欲しい〜、なんのアリスがあるかな〜?」いや、ないから。あったらアリス学園の手の者が来て、強制的に学園に入れられるんだよ?しかも一度学園に入ったら、例外を除いて一生家族とら会えないんだよ?それでも良いの?「うーん」以上は小学生だった娘との会話だ。確かにね、特別な能力が自分にあったらと思うのは『魔法使いサリー』を観て以来の夢ではある。特別な能力を持ったがための苦悩も作品中には描かれている。アリスは原則一人1つの能力だし、それが選べるわけではないから「どうしてこうなった」と自らの能力を恨んだ者もいるだろう。しかも能力があるゆえに家族と引き離され、監禁にも似た生活を送らねばならない。監禁と書いたが、学園内は楽しそうだった。学園の敷地にある街(ハリポタでいうホグズミード的な)で売られているお菓子は美味しそうだった。へんてこなのもあったけど。季節の行事もするし、文化祭だってある。慣れたらアリス...この感想を読む

5.05.0
  • にゃうちゃんにゃうちゃん
  • 97view
  • 590文字

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