笑えて癒される
時間の流れがまったりしている
幼稚園から幼なじみで、双子の兄一番落ち着いている悠太、弟で自由人の祐希、ツッコミ役の要、マイペースで中性的な春、そして途中から転校して来る賑やかな千鶴の5人のまったりした日常アニメです。1話冒頭で桜の木を観てまったりしている男子高生の姿が珍しくて好きになりました。
うだうだ過ごしているように見えて、くだらない事に全力なところが可愛くて癒される。みんなの暖かい話し方も好きで癒される要素がたくさんつまっています。
優しい気持ちになる
5人のくだらなくて穏やかな日常生活の中に各話それぞれのさり気ない優しさが表れているのがまた魅力です。
春は優しいのは分かるのですが、2話で不器用で意地っ張りな1年生の女の子茉咲が登場した時に、突き離されても優しく接します。でも茉咲のイタズラで悠太が怪我をしてしまった時に、穏やかな春が茉咲を叱る姿に驚きましたが友達を大切に思っているのが凄く伝わって来たのでとても好きな場面です。びしっと言う時には言えるのも春の魅力です。その後茉咲はが春に恋してる姿が可愛くて応援しています。
素晴らしくさり気ない優しさをみせるのが、祐希。一番好きな「麦藁色をかぶった少年」で、祐希の分かりにくい優しさが開花します。転校して来た千鶴と昔遊んだのに何故か忘れたフリ。でもそれは昔遊んでた時にちょっとした事故で怪我をさせてしまい謝れなかった事を後悔していたため。いつも自由で自分勝手なのに繊細過ぎる祐希にきゅんとしました。プールの時間さり気なく千鶴に傷が残ってないか確認する目の動きが色っぽくもあり気付かれないようにしてるところが可愛いい。夏祭りに行った時には、茉咲が春から貰ったキーホルダーをなくし強気ながらも半べそな姿に、お面を被せてあげる場面が大好きです。優しさとは別で、漫画を描くのにベレー帽持ってないと言う所もです。
また悠太の紳士ぶりは素晴らしくて尊敬します。「りんごのとなり」ではそこまで気がつくのかというぐらい女子への対応が素晴らしいです。
言葉の表現と景色が素敵
言葉が綺麗なのも好きな所で、金色の髪の色を麦藁帽子みたいと表現していたり、各話のナレーションが素敵で心に残る表現なので何回も聴いています。
景色も暖かくて、特に好きなのは3話の最後。夕焼けが凄く綺麗で放課後の懐かしい風景がよみがえって来ました。季節毎に花も描かれていて暖かい気持ちになり癒されます。
度々猫が登場するのも面白い。
思い出話で登場する幼稚園時代の4人が可愛くて会話もすでに面白いです。
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