海月姫-くらげひめ-のあらすじ・作品解説
海月姫-くらげひめ-は、2010年10月から2010年12月まで放送された、フジテレビのノイタミナ枠の作品である。 原作は東村アキコのファッションコメディ漫画で、『Kiss』(講談社)にて2008年21号より連載がスタートした、アニメの監督は「デュラララ!!」「夏目友人帳」などの超人気作品を手掛けた大森貴弘である。 あらすじはクラゲオタクの主人公「倉下月海」が女装男子で政治家一族の御曹司「蔵之介」と出会い、男子禁制のアパート天水館に住む残念な容姿のオタク女子達をおしゃれに変身させ、繰り広げるヲタ女子シンデレラストーリーで笑いあり感動あり少しだけ恋愛エピソードもありの今までにないタイプの少女漫画アニメである。 原作漫画の海月姫-くらげひめ-は談社漫画賞受賞しており、2015年時点で累計90万部を超えた超人気作の面白さはそのままに躍動感あふれるアニメーションになりNEO少女漫画の名にふさわしい作品である。
海月姫-くらげひめ-の評価
海月姫-くらげひめ-の感想
キラキラしたクラゲ
主人公をはじめとした天水館の住人たち、登場人物全員がかなり個性が強く、見ていて飽きない作品です。天水館の住人のオタクぶりは多少オーバーですが、「あーわかる。すごいわかる。わかるアンドわかる」と見ていて語彙を失うほどには萌の語り方、おしゃれ人間への慣れなさに共感しました。絵柄は線が太く、すこしレトロな印象を受けましたが、この絵柄であるからこそ作品の中心にあるクラゲの綺麗さを繊細さが表現されていたと思います。ドレスを作ることがテーマとされているからなのか、使われている色がとても多くきれいで、蔵之介の女装の時の服のぱきっとしてはっきりした色使いから、クラゲドレスの優しくて柔らかい色まで、色の表現の幅がとても広いなと感じました。月海のクラゲへのあこがれが画面からあふれていて、クラゲを見ているときはいつも画面がキラキラしていて、吸い込まれるようでした。月海の恋模様の不器用さもかわいいのですが、な...この感想を読む
海月姫-くらげひめ-の登場キャラクター
倉下月海
よみがな:くらしたつきみ 年齢(作品時):18歳 性別:女性 国籍:日本 住まい:天水館 ポリシー:積極的に着飾りたいという欲求がない 価値観:自分がかわいいと思っていない 趣味:クラゲオタク 外見:冴えない クラゲ好きになったきっかけ:幼いころ母と一緒にお姫様のドレスのようなクラゲを見たこと 自室内:クラゲ...